第275話・魔界軍団Z ページ13
鬼道率いる白組と魔界軍団Zとの試合は、始まって早々の必殺タクティクスにより先制点を許してしまった。
鬼道は相手の出方を見ようとするが、不動が「バカが！」と一蹴しボールを奪って茫然と魔界軍団Zの陣地へ攻めていく。
「こんな奴らねじ伏せてやるぜ！ 魔界軍団だか何だか知らねぇが、ムカつくんだよ！！
俺の推し活の邪魔してんじゃねえ！！」
「ひゅー！ 不動カッコイ……え、推し活？！」
一気に2人を抜き去る不動にDFが襲い掛かる。そこへイナズマジャパンのDFラインからオーバラップしてきた飛鷹が不動からパスを受け取った。
「Aさんは俺の大事な恩師の1人！ テメェらなんかには渡さねえ！」
「俺も行くぜぇ！ とっとと奴らをぶっ飛ばして帰ろうぜ！」
綱海も参加し、3人でゴール前まで行き、不動がシュートをする。
「ジ・エンド」
GKは必殺技を使いセーブに成功する。
「ヘイヘイGK、ビビってるー」
「何だと小娘！」
「ノーマルシュート必殺技で止めちゃって恥ずかしくないのｫ？ ﾌﾟｰｸｽｸｽ」
煽るAに対しデスタは苛立ちを募らせていく。
「あの女…目にもの見せてやる」
対して、相変わらずのAの態度に肩をすくめ緊張が解れてしまう鬼道たち。
「不動の言う通りだな」
「鬼道？」
「俺たちは、俺たちらしくサッカーをしなければ…あそこにいる高嶺の花には及ばないだろ」
試合が再開され、GKから蹴り上げられたボールを不動がカットし豪炎寺と虎丸が前へと出た。
「虎丸！」
「はい！」
「かかって来い！」
立ち塞がる魔界軍団ZのDF。急に反転し、ディランにパスを回す。
「いくぜぇマーク！」
「おう！」
「「ユニコーンブラスト！」」
「何度来ても同じことだ。ジ・エンド！」
手首をひねり握りつぶすような仕草でシュートを止める。がそれは完全に止められたわけではなかった。踏ん張らなければ押し込まれ得点されていた。
「惜しかったな、ディラン」
「ああ、マーク！ 次は決めてこう！」
アメリカの2人は楽しそうに笑いながら悔しがっていた。
第276話・踏み台→←第274話・やだやだやだ！私も試合に出せェェエ！
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小町 - この作品が完結したら引退なさるんですか！？(ﾟ´Д｀ﾟ)ﾟ｡GOなどのお話は書かれないのでしょうか？主さんの作るお話はとても面白くて読んでいて楽しかったので残念です完結まで頑張ってください!この小説が大好きです！！！ (11月19日 20時) (
レス) id: b2c10b1855 (このIDを非表示/違反報告)
推ししか勝たん - この作品が大好きです。言いたいことは沢山あるのですが長くなりすぎるのも迷惑になってしまいそうなので簡潔に。主人公ちゃんのこれからをずっとずっと楽しみにしています。作者様が無理をなさらない範囲でこの作品が長く続くことを楽しみに、応援しております。 (11月5日 2時) (レス) @page27 id: 784e24571d (このIDを非表示/違反報告)
神月ティアナ(プロフ) - ほとんど前触れがなく気づいたら不動が推し活を始めていた！シリアスよりシリアルな主人公ちゃん好き、確かに主人公がドMでないところ以外は確かに類似している！ (11月4日 20時) (レス) @page27 id: 7ac5013380 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：活字不足卍 | 作成日時：2023年11月1日 17時
