第104話・you say it was fun ページ16
『A、電話にはすぐ出ろ』
「す、すみません…」
『？ 珍しく、低姿勢だな』
「失礼ですねえ！ すぐ円堂連れてくから、首洗って待っとけ！」
とやや乱暴に鬼道からの電話を切った。
ふぅ、と息をついているとフィディオたちからの視線が痛い。
「もしかして、九重Aか？」
「どうしてドレスなんか」
「ひゅ〜、可愛いね！」
Aは彼らに駆け寄り事情を説明した。
ナイツ・オブ・クイーンから親善パーティーに呼ばれており、これから円堂を連れて行かなくてはいけないことを。
「九重A」
「なに？」
「アンタとの試合、楽しみにしてるぜ」
「……へぇ、私もエミリア・アルメイダには興味があるよ。でも…私はジ・エンパイアに期待はしてないから」
「！！」
「そんなこというなよ、A！ 俺は、ジ・エンパイアとの試合楽しみだぜ！」
Aとテレスの間に火花が散る中を円堂が仲裁をする。
「円堂が構わないなら、私もこれ以上は突っかからないよ。後悔しても、遅いんだから」
「後悔？ することなんてあるのか、ジャパンはジャパンだろ」
「………」
いや、おまえ、イナズマジャパンが決勝トーナメントに進出した時謝ってたじゃん。
と思いテレスをジト目で見つめた。
煽りに対し、煽り返したテレスだったが、Aの視線がこそばゆい感じで首を傾げた。
「マーク、ディラン、一之瀬と土門によろしくね」
「ああ。試合で会おう」
「楽しみにしてるよ、A♪」
フィディオとも「またね！」と手を振り円堂と共に階段を登って行き、ロンドンパレスまで向かう。
「じゃあまたな！ 楽しかったぜー！」
と円堂は伝えた。
「楽しかったって…アイツ何もしてないだろ…」
「変わった奴だな」
2人の背中を見送り、日本のプレイヤーがいないのに日本のエリアでゲームを続けるのもアレなので、ということで4人は解散することになり途中まで一緒に帰ることに。
「にしても九重と会えたのはラッキーだったな」
「確かにそうだが、アイツ性格悪くないか」
「テレスが円堂にあんな態度を取っているからだぞ。彼女からしたら、キャプテンをバカにされているようなものなんだからな」
フィディオに正論を言われ言葉に積まるテレス。
そして彼らはそれぞれの宿泊先へ帰って行ったのだ。
第105話・My heart is pounding.→←第103話・BA・KU・SHI・N
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フラッペ(プロフ) - 毎回、本日の一言を楽しみにしている私がいる( ＾＾ )やっぱりFGO好きだと言いたくなりますよね笑そういえばイギリス代表メンバーで誰かがガラティーンって言ってた覚えがあるのだが…はて？ (2022年9月7日 20時) (
レス) @page39 id: 9679665185 (このIDを非表示/違反報告)
フラッペ(プロフ) - ？？？｢草。草ですよ。エドガー…｣ 更新ありがとうございます。この作品は私の生きる糧の１つです。続きを楽しみに待ってます！ (2022年9月4日 22時) (レス) @page26 id: 9679665185 (このIDを非表示/違反報告)
いな九尾(プロフ) - コメント失礼します。いつも更新楽しみにしてます！FGOなどいろんな要素があって笑いながら見てます！続き、とても楽しみにしてます！天界の使徒に一票入れます。更新頑張ってください！ (2022年8月28日 18時) (レス) id: 6eca7d051a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：活字不足卍 | 作成日時：2022年8月28日 14時
