第099話・First match ページ11
翌日、朝食を食べ終わり練習の前にミーティングを行う。
秋と春奈が改めて、FFIのルールを説明してくれる。
まずは、各国AグループとBグループに別れ、それぞれ5チームがグループごとに総当たり戦を行い、各試合ごとに勝った場合は3点、引き分けは1点、負けたら0点と勝ち点を加算され、最終的に勝ち点の多い上位2チームが決勝ラウンドに進出し、合計4チームで決勝トーナメントが行われる。
「私たちイナズマジャパンはグループAで他に、イタリアのオルフェウス、アルゼンチンのジ・エンパイア、イギリスのナイツ・オブ・クイーン、アメリカのユニコーンがいます」
アメリカには一之瀬、土門がいる。
それだけでも楽しさ倍増する様子の円堂。
「私たちの初戦は2日後。対戦相手は、イギリス代表のナイツ・オブ・クイーン。ヨーロッパの中でも実力を持つ強豪よ」
「イギリスか」
「Aは留学したことがあるんだろう、どんなチームだ？」
「さあ？ 今のナイツ・オブ・クイーンと昔のナイツ・オブ・クイーンは違うから。でも、歴史のあるチームでね。結成当初からある必殺タクティクスを常にアップデートしていって強豪として名高いチームになったんだよ」
Aの話しに「へぇ〜」と納得する円堂たち。
「正直、初戦では当たりたくなかった相手ですね」
「同感だね」
顔を曇らせる目金に同意を示し肩をすくめるA。すると「面白そうじゃねーか！」と綱海が立ち上がった。
「折角ここまで来たんだしよ！ どうせやるならそれくらい強い相手じゃないと、面白くねえからな！」
「どうせやるなら、強い相手…か」
鬼道と円堂は顔を綻ばせた。
「よーし！ みんな！ 全力でぶつかっていくぞ！」
「「おおっ！！」」
そして早速、宿舎から出て目の前のグラウンドへ駆けて行く。
「Aちゃん」
「ん？」
ヒロトが声をかけて来た。
「イギリス代表の人から、手紙貰っていたんでしょ…。その人って…どんな人？」
「おぉよくぞ聞いてくれた、ヒロト〜！」
肩がガシッと掴み前後に揺らすA。
「キャプテンのエドガーだよ〜」
「きゃ…ぷてん！？」
「そ。あのキザったらしい長髪の男。昔はこ〜〜〜〜〜んなに小っちゃかったのに、なんなんだろうね！」
と親指と人差し指で1cmほどの隙間を作り、渋柿を噛んだような顔をするAに苦笑いで答えるしかなかったヒロトであった。
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フラッペ(プロフ) - 毎回、本日の一言を楽しみにしている私がいる( ＾＾ )やっぱりFGO好きだと言いたくなりますよね笑そういえばイギリス代表メンバーで誰かがガラティーンって言ってた覚えがあるのだが…はて？ (2022年9月7日 20時) (
レス) @page39 id: 9679665185 (このIDを非表示/違反報告)
フラッペ(プロフ) - ？？？｢草。草ですよ。エドガー…｣ 更新ありがとうございます。この作品は私の生きる糧の１つです。続きを楽しみに待ってます！ (2022年9月4日 22時) (レス) @page26 id: 9679665185 (このIDを非表示/違反報告)
いな九尾(プロフ) - コメント失礼します。いつも更新楽しみにしてます！FGOなどいろんな要素があって笑いながら見てます！続き、とても楽しみにしてます！天界の使徒に一票入れます。更新頑張ってください！ (2022年8月28日 18時) (レス) id: 6eca7d051a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：活字不足卍 | 作成日時：2022年8月28日 14時
