第007話・諦めないのが必殺技 ページ8
「アイツ！ ボールを見てなかったぞ！」
「ああ！」
渾身のイナズマブレイクを止めたことで全員が口をあんぐりと開ける。
「ふぅ…ずいぶんのんびりしたシュートだ」
ゴルレオの投げたボールはディアムに。ディアムは空中でシュートを撃つ。そのシュートを壁山がザ・ウォールで受けるが止めることは出来ず、ゴールに壁山ごと入ってしまう。
そしてジェミニストームのプレイは段々と選手を傷つけるようにボールをぶつけ始めた。
「豪炎寺！」
染岡と豪炎寺のドラゴントルネードを放った。それをレーゼが難なく撃ち返し、ゴール前にいた影野にぶつけ、影野がボールと共にゴールへ入れられた。円堂が影野に声をかける。彼は大丈夫と言ったが、立ち上がってはすぐにその場に崩れ落ち、咳をして口から吐しゃ物を吐き出した。
その光景を見たベンチにいたマネージャーたちが震え上がった。
「俺たちの必殺技は、コイツらには通用しないってのか！」
「必殺技っと言ったか」
「それがどうした！」
「フッ、必殺技と言ってもこの程度。お前たちの力の限界ということだ」
「…俺たちに限界はないッ！！」
「諦めの悪いことだ。その遠吠えは破滅を招く」
「諦めの悪いのも俺たちの必殺技と言えるんでね」
負傷した影野に代わり目金、半田に代わり少林が入った。
全員の目の色は、諦めることを知らない目だ。まっすぐ相手を見つめている。
「……フンッ、では…二度と我らに歯向かえないようにしてやろう」
そうして本格的に始まった雷門を潰すための攻撃。ボールをぶつけ、ドリブルで吹いた風が彼らを地面に叩きつける。
「みんなっ！」
「動くな！」
「……―――おい、私を怒らせるなよ」
「なん…―――何ッ？！」
ずっと3人にマークされていたAがマークしていた3人を振り切り、レーゼの持っていたボールを奪い取った。
「九重A…！」
「ただでさえ、うちの可愛い子をいじめているんだ。それを相応の対応はさせてもらう！」
単身ドリブルが上がるAに鬼道が「危険だ！」と言うが聞く耳を持っていないA。
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活字不足卍(プロフ) - 実は何度か主人公のデフォルトネームを変えようとしたことがある (2022年6月9日 1時) (
レス) id: 63abfde266 (このIDを非表示/違反報告)
SERARU(プロフ) - コメントさせて貰います♪最初から読んでいて、凄く面白いです！いつも楽しみにしています！私も真・帝国学園が楽しみなんですよね♪待ち遠しいですwww (2019年7月29日 5時) (レス) id: 3e7ed852f8 (このIDを非表示/違反報告)
光華(プロフ) - また、すみません！第033話はないのですか？ 前のコメの返事ありがとうございます！ (2019年7月27日 19時) (レス) id: d3fece9e75 (このIDを非表示/違反報告)
光華(プロフ) - こんにちは！第032話にある｢隣では塔子が付かれたのだろう｣の付かれたのだろうは、疲れたのだろうではないでしょうか？ (2019年7月27日 19時) (レス) id: d3fece9e75 (このIDを非表示/違反報告)
レンサ(プロフ) - コメント失礼します｡35話の高根じゃなくて高嶺ではありませんか? (2019年7月27日 18時) (レス) id: 6d7ff987c8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：活字不足卍 | 作成日時：2019年7月24日 15時
