第045話・新たな発見 ページ48
「吹雪！ お前のシュート、どーしても止めたくなった！」
「出来るもんならやってみなァ」
そう言って吹雪は自身のポジションに戻っていった。
円堂はエターナルブリザードを受け止めた反動で手が痛むのを覚え、彼が仲間になってくれたらどれだけ頼り甲斐のあるストライカーになるか―――と、考える。
「スーパーディフェンスに、素晴らしいシュート力…噂以上のプレイヤーだ」
「どんなにシュートがすごくても…豪炎寺の変わりはいねーんだ…！」
吹雪、いや、アツヤはすれ違いざまにAを睨んだ。視線に気づいたAは微笑みを変える。
彼女は対抗心を燃やされていることに気付いて心が躍っている様子だ。
染岡はゴールに転がっていたボールを拾い試合を再開をしようとするが、瞳子が試合終了と止める。だが染岡は納得がいかず、吹雪に向かってボールを蹴った。吹雪は振り向きざまにボールを蹴り上げた。
「お前に負けるわけには…行かないんだ！！」
「やるの気か！ 面白れぇ！！」
吹雪と染岡が宙に浮いたボールに同時に触れた。パワー負けした染岡は弾かれ、その場に倒れた。
「その程度か。話にならねえ！」
「くっ…」
「こんなもんじゃ満足出来ねェ…もっと楽しませろ！」
そして吹雪はその場でエターナルブリザードを放つ。そこへ塔子と壁山の必殺技を発動する。だがエターナルブリザードの威力をころしきることは出来ず、円堂がマジン・ザ・ハンドを発動し止めようとしたところ軌道がズレゴールはならなかった。
「チッ！ あれでコースが変わったか！」
倒れる壁山と塔子へ円堂が駆け寄り塔子を起こした。彼女はディフェンス二人がかりでもコースを外すのが精一杯だと言うがザ・タワーとザ・ウォールそしてマジン・ザ・ハンドがあれば、エイリア学園のシュートも止められるかもしれないと結論に至る。
瞳子が前に出て手を叩き、練習試合を強制終了させた。
ふっっと雰囲気が試合前の穏やかなものに戻った吹雪に円堂がエターナルブリザードをベッタベタに褒め倒す。
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活字不足卍(プロフ) - 実は何度か主人公のデフォルトネームを変えようとしたことがある (2022年6月9日 1時) (
レス) id: 63abfde266 (このIDを非表示/違反報告)
SERARU(プロフ) - コメントさせて貰います♪最初から読んでいて、凄く面白いです！いつも楽しみにしています！私も真・帝国学園が楽しみなんですよね♪待ち遠しいですwww (2019年7月29日 5時) (レス) id: 3e7ed852f8 (このIDを非表示/違反報告)
光華(プロフ) - また、すみません！第033話はないのですか？ 前のコメの返事ありがとうございます！ (2019年7月27日 19時) (レス) id: d3fece9e75 (このIDを非表示/違反報告)
光華(プロフ) - こんにちは！第032話にある｢隣では塔子が付かれたのだろう｣の付かれたのだろうは、疲れたのだろうではないでしょうか？ (2019年7月27日 19時) (レス) id: d3fece9e75 (このIDを非表示/違反報告)
レンサ(プロフ) - コメント失礼します｡35話の高根じゃなくて高嶺ではありませんか? (2019年7月27日 18時) (レス) id: 6d7ff987c8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：活字不足卍 | 作成日時：2019年7月24日 15時
