第103話・秋葉名戸戦 その2 ページ9
瞬く間に雷門陣内へと切り込んでいく秋葉名戸イレブン。
「Aさんの言う通りになったわね」
「漫画萌や野部流来人はおそらく執筆活動、学業、他趣味なども並行していく中では体力を作る時間なんかはないはず。他の選手もサッカーの練習をするよりも趣味を優先するとなれば…」
「フルタイムでは戦うことが出来ない、ということか」
「そっか！ だから前半は体力を温存していたんですね！」
「まあ、圧倒的にボールのキープ力はあるようだけどねぇ…」
そこらへんある意味呆れるよ。器用貧乏なのもオタクあるあるだよね、わかるなー。
無敵の持つボールを取ろうとするマックスだが、フェイクボールでボールかと思うとスイカを蹴っていたマックス。
「あースイカ痛むな〜」
※このあとスタッフが美味しくいただきました。
「にしても中学生でオタクだなんて絶賛中二病こじらせても仕方なさそう」
「中二病？」
「中二病って言うのは、中学二年生の思春期に見られる背伸びしがちな言動を自虐する語のことだよ。DOQ系やサブカル系、邪気眼系とかがあるんだけどね。主に使われるのが邪気眼系だね。超能力とか奇々怪々なものとか。特に闇の力とダーク何とかとか。ダークヒーローって言うのはロマンだよねぇ」
「何でそんなに知っているんだ？」
「……大人にはイロイロ、あるんだヨ…」
「Aさんの目が死んでます！」
いや、いいや。大人になっても子供心…中二病心を失ってはいけないの！ それに精神年齢40になってもなおもイナズマイレブンが好きなのは、私にはまだ子供心というものが存在しているから！ 大の大人が少年ジャ〇プ読むのと同じだよ！ 漫画家然り、ラノベ作家然り、劇作家然りだよ！
そんなこんなしていると、秋葉名戸が先取点を取った。フィールド内にいる染岡は悔しそうにしている。
雷門からの攻撃はどうやら秋葉名戸は全員ディフェンスをするようだ。染岡のボールさばきであっという間に秋葉名戸のゴール前にたどり着くが五里霧中の砂嵐で視界が阻まれる。
「こんな目眩ましで、俺のシュートが止められると思ったか！」
染岡のドラゴンクラッシュが炸裂する。だが砂嵐が晴れるとボールはゴールに入っていなかった。
「確かにゴールの真ん中を狙ったはずなのに！」
「どうなっているんだ！」
その後も少林、マックス。再び染岡のドラゴンクラッシュがゴールを狙うがすべて外れてしまう。
第104話・秋葉名戸戦 その3→←第102話・秋葉名戸戦 その1
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活字不足卍(プロフ) - ご飯いっぱい食べて♡ (2022年6月9日 1時) (
レス) id: 63abfde266 (このIDを非表示/違反報告)
もち。(プロフ) - 最速で！最短で！まっすぐに！ 一直線に！…まさか、適合者…？？ (2019年7月8日 14時) (レス) id: 06ef4b6d18 (このIDを非表示/違反報告)
suraimu471(プロフ) - ブラフマーストラか、じゃあ次はブラフマシラーストラとかいう世界を七度焼き払う投擲だね！ (2019年7月8日 7時) (レス) id: 8c6c5cc2e1 (このIDを非表示/違反報告)
suraimu471(プロフ) - 現時点での夢主の強さはどの位かな？ (2019年6月19日 10時) (レス) id: 8c6c5cc2e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：活字不足卍 | 作成日時：2019年6月14日 18時
