第098話・萌え萌えココア ページ4
メイドさんとの接触がなくなって気疲れしたのか、円堂が身体を目の前の机に倒し「はぁ〜〜」とため息を吐いた。
「ある意味試合より疲れているみたいだね」
「あ…ああ…」
「いけませんねぇ、メイド喫茶に来たら彼女たちとの交流を楽しまなければ。緊張していたは、逆に彼女たちに失礼ですよ。あぁ、僕はときめきピコピコケーキセットを」
「かしこまりましたぁ、ご主人様！」
不慣れな雷門イレブンの先導を着るかのように目金がまるでファミレスでケーキを頼むように、注文を済ませた。すると全員(フリーズしている染岡、気疲れしている円堂以外)が
「「な、馴染んでやがる！」」
と口をそろえて言った。
「そちらのお嬢様はどうなさいますかぁ？」
「私、メイドさんと一緒♡萌え萌えココア♡♡」
Aはメイドの真似をするように猫撫でするようなキャピっとした声で注文を済ませた。
「はぁい、かしこまりました〜」
「「こっちも馴染んでやがる！」」
「君たち見どころがあるね」
「ん？」
目金の真後ろに眼鏡をかけた金髪の少年と丸い体系の眼鏡をかけた少年がいた。
「君たち…」
「君たちに見せたいものがあるんだ。ついて来たまえ」
そうして連れてこられたのはメイド喫茶の地下3階。エレベーターに乗せられ、薄暗い部屋へと案内された。
「さあ入ってくれ」
そこにはプラモの塗装をいている人、格ゲーをやっている人、電車の模型を作っている人、PCでオンラインゲームをしている人、フィギュアを磨いている人、針でチクチクと何かを塗っている人など様々な人がそこにはいた。
目金はそれぞれ色んなアニメ、マンガ、ゲームなどの作品、また電車までもを嗜むオタクだった。
「あ、これパチモンだ」
「分かるのかい？！」
プラモの山積みになった箱の中からAが見つけ出したのは、生まれる前にやっていたロボアニメのプラモデルのパチモン。当時はまともに量産できなかった時代だったため、パチモンも珍しく今や高値が付くのだ。
ロボマニアの子のところに飾られているパッケージを見て呟いたら声をかけらた。
「あ、これ今度アニメ化されるヤツじゃん。…うぅおおい！ ここにエ〇ゲがあるじゃないか！ ダメだよ中学生！！ あ、いや…これは移植版か」
「この作品が元がエ〇ゲだなんて知っている人そういないよ！」
オタクあるあるだが、好きなものを語るととにかく早口になるのは常だ。仕方がない。
第099話・秋葉名戸サッカー部→←第097話・あーきはーばらー！
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活字不足卍(プロフ) - ご飯いっぱい食べて♡ (2022年6月9日 1時) (
レス) id: 63abfde266 (このIDを非表示/違反報告)
もち。(プロフ) - 最速で！最短で！まっすぐに！ 一直線に！…まさか、適合者…？？ (2019年7月8日 14時) (レス) id: 06ef4b6d18 (このIDを非表示/違反報告)
suraimu471(プロフ) - ブラフマーストラか、じゃあ次はブラフマシラーストラとかいう世界を七度焼き払う投擲だね！ (2019年7月8日 7時) (レス) id: 8c6c5cc2e1 (このIDを非表示/違反報告)
suraimu471(プロフ) - 現時点での夢主の強さはどの位かな？ (2019年6月19日 10時) (レス) id: 8c6c5cc2e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：活字不足卍 | 作成日時：2019年6月14日 18時
