第217話・世宇子戦 その7 ページ29
「そんなこと……そんなことは…！ あるものかッ！！」
アフロディのまとうオーラが変化した。彼の肉体は今までよりも高い数値を出し、神のアクアで高められた力が、感情と混ざり更なる力を引き出そうとしていた。
「これは、大好きなサッカーを守るための戦いだ！」
円堂の名前を全員が呼ぶ。
「―――神の本気を知るがいいッ！！」
アフロディがゴッドノウズの体制に入る。身構える円堂は、左のグローブがやけに焦げ付いていることに気付いた。すると彼は、アフロディに対し腰をねじり背を向けた。
「諦めたか！ だが今更遅い！！」
円堂に橙色のオーラが集まり出した。
「くっ…�爛乾奪疋離Ε梱瓠�！」
「うぉぉおおおっ！！」
円堂の背後から黄金の魔人が顕現した。
「これが俺の�爛泪献鵝Ε供Ε魯鵐畢瓩澄�！」
円堂はフルパワーであろうゴッドノウズをマジン・ザ・ハンドでガッチリと止めた。
「いっけぇええ！」
――嗚呼、今回も見せてくれたね、円堂。君の起こす奇跡を私はずっと信じていたよ。
鬼道が世宇子陣内へと切り込む。ディオのメガクェイクに吹き飛ばされながらも鬼道は豪炎寺へパスを出し豪炎寺はダイレクトにファイアトルネードを撃つ。更にそこへ鬼道がツインブーストを重ねて放った。ツインブースト
ポセイドンがツナミウォールで対抗だが、それでも勢いは止まらずシュートはやっと世宇子のゴールへ入った。
やっとの思いで1点を返した雷門。
アフロディは再びゴッドノウズを撃つがマジン・ザ・ハンドに止められる。鬼道と豪炎寺のツインブーストFは2点、3点をもたらす。残り時間も少なくなってきた。
アフロディはその場に膝から崩れ落ちた。
「最後の1秒まで、全力で戦う！！」
「それが俺たちの―――！」
「サッカーだ！！」
円堂、一之瀬、土門が交差しザ・フェニックスは発動。不死鳥が空高く舞い上がる。そこへ豪炎寺がファイアトルネードで蹴りこんだ。火炎の勢いが増したシュートが世宇子ゴールへ向かう。GKポセイドンは、止められないと本能的に感じたのかゴール前から逃げ出しファイナルトルネードは世宇子のゴールに突き刺さった。
ついに雷門が勝ち越した。同時に試合終了のホイッスルが鳴り響きた。
第218話・「おめでとう」と誰かの声が聞こえた→←第216話・世宇子戦 その6
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活字不足卍(プロフ) - ワタシコトシ24サイ(嘘) (2022年6月9日 1時) (
レス) id: 63abfde266 (このIDを非表示/違反報告)
アリア - おー!!楽しみにしているぞい!!そして下ネタ突っ込んで来るな〜 (2019年7月25日 18時) (レス) id: baae3e32b1 (このIDを非表示/違反報告)
アリア - 作者さん、ボロくそ分かるぞそれ。確かに照美様は顔は美しいのに無印でゴッドノウズ撃つ時とても男らしいよな!!そして毎回私も叫んでいる!!←そしてそれについて姉さんや先輩と語りあっている← (2019年7月24日 8時) (レス) id: baae3e32b1 (このIDを非表示/違反報告)
歌音 - とても面白いです。続き楽しみにしています！ (2019年7月21日 15時) (レス) id: 60755d8909 (このIDを非表示/違反報告)
光華(プロフ) - はじめまして！毎日楽しく読ませてもらってます。私こういう小説大好きでしてこれからも更新頑張って下さい！(*´ω｀*) (2019年7月20日 9時) (レス) id: d3fece9e75 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：活字不足卍 | 作成日時：2019年7月19日 1時
