転生者は、苦悩する Lv.1【イナズマイレブン】 (ページ36)

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閑話のあとがき（読まなくてもOK）ページ36

父親、影山零治の葛藤を描きたかったんです。
あくまでも二次創作なので、影山零治という人物にもし本当に家族と言う存在があったとしてもこうなったかは皆無です。

元々この小説を書こうと思ったのは、影山零治の娘に転生した少女の葛藤と、父親としての葛藤を描きたかったからです。
正直、真・帝国まで彼女の父親「謎」にしておきたかったんですが…。皆さん察しがいいはずなのでプロローグで分かったはずです。

私は登場当初から帝国学園は好きだったんです。影山のやり方は好きではないですが、改心してルシェちゃんや、後のギャラクシーなど見ていると円堂や天馬とは違う意味でのサッカーバカなのかもしれません。
響木さんの言うように「憎むことでしかサッカーを愛せない」というのは、それはつまり愛憎で。その愛憎は結果的に教え子たちから、憎しみを消され愛に代わってしまう。

彼女を自分の元から離したのは、自分の人生全てを狂わしたサッカーに関わらせたくないのもありますが、自分が汚い手段を使ってサッカーを穢しているところを見られてくないためでもあったのです。
ですが、それを認めてしまったらサッカーへの復讐は終わってしまう。
サッカーとの関りが消えてしまう。

それすらも認めたくない、影山は自分すら騙せる策士です。

ちょっとだけギャグっぽくしたかったのも本心ですが(笑)

「娘がモテモテだと？当然だ。私の娘だからな」(サングラスキラーン＋ドヤァ)

とか。彼氏が出来たりしたら

「今すぐ紹介しろ。血祭りにしてやる」(ランチャーロケットを構える)

それか。

「鬼道にしなさい」(真面目)

とか。親バカな影山みたいですね！

――この作品内での影山は、幸と娘を大事にしている人です。

ちなみに親子そろって、「あの娘」や「あの人」と表現するばかりです。名前で呼ぶのはかなり珍しいです。

ところでオチって誰がいいでしょうかね？(要望があればコメントにて。ついでに評価のお星さまも押してください)