Not Alone… (ページ41)

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st黄

「俺たち、なかなか良いバランスじゃね？」

なんて翔太くんと話しながら3階の教室で第一陣が来るのを待機。
ジェシーはここまで来る道中に既にびびっており、少し疲れ気味。(笑)

「…お、グラウンド見えるよ。」

だてさんの言葉を聞きつけ皆揃って窓際に移動すると、第一陣である樹達の姿が見えた。

「おぉーーいっ！」

「ばかっ！ここにいんの分かったら来ても怖くねぇだろ！！」

「あ、そうじゃん！AHAHA！！」

肝試しの意味を理解してるのか…と疑いたくなる時もあるが。(笑)阿部くんを中心に驚かしプランをいくつか用意し、驚かす準備に入る。

まずは教室の入り口で俺とジェシーが簡単に驚かし、そのあとSnowManの3人が小道具を駆使してお化け屋敷さながらに驚かす作戦。

入り口でビビったタイミングで追いかければ怖さも増すだろうと皆本気だ。

「そろそろ始まるよね？」

「多分ね。なんか合図あるんでしょ？」

「花火が上がるとか言ってたよ。」

まだかな〜なんてワクワクしてるジェシーに、さっきまでビビってたくせにと皆して苦笑い(笑)

と、その時。

皆の目つきが変わった。

「…今の感じた？」

「…もちろん。」

「結界…だよな？」

初めてだけど分かる、この感覚。

まさか俺たちが結界の中に閉じ込められる日が来るとはね。