Not Alone… (ページ33)

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st青

「もう少しで19時ですね…。皆さんご準備出来ましたら撮影を開始しましょう！」

グラウンドに集まり雑談をしていると青嶋さんの声がした。

その声を聞いてSixTONESとSnowManで別れて並び始めた。

ふと北斗を見るとどこか暗い表情。それは他のメンバーも気付いている様子。

MCを頼まれているため両グループの真ん中にいなければならないから、アイコンタクトで北斗の両隣にいる高地と慎太郎に合図を送った。

慎太郎は軽く頷き、高地は優しく微笑んで応えてくれた。

「よし、樹よろしくな。」

同じくMCを担当する師匠に声を掛けてもらい、いよいよ撮影スタート。

「SixTONES、SnowMan！コラボ企画！」

「廃校舎での肝試し大会〜！！」

ジェシー、佐久間くんを中心に盛り上げてもらい、トークを進める。

そして待ちに待ったグループ分け。

「今回は一組5人を三組作ります！じゃあ各グループで三組作る感じでいい？」

「良いっすよ。じゃSixTONES集合〜。」

6人で輪になり話し合うが決まるはずもなく(笑)

結局グーチョキパーで分けることに。

「グッチョッパーで別れましょ！」

6人もいればなかなか決まらず、数回繰り返したその時、皆して「おぉ！」と三組に別れたことに驚きの声をあげた。

「SixTONESは決まりました〜。」

「ちょっと待ってて！」

SnowManも人数が多くて決まるのに時間がかかる。数分後、丸まっていた9人が横並びに戻った。

「じゃあ、グーの人ー？」

「はーいっ！」

元気に手を挙げる慎太郎と佐久間くんに続いてきょも、目黒、ラウールが手を挙げた。

「では続いてチョキの人ー？」

「Hey！！…AHAHAHA(笑)」

自分の反応に笑っているジェシーを他所に高地、しょっぴー、あべべ、だてさんが手を挙げる。

お、てことは…。

「それでは最後！パーの人！」

ゾロゾロと静かに手が挙がり面子を確認。
俺と北斗、そして師匠と岩本くんと康二くん。

北斗にとっても、俺たちにとっても最高の組み合わせになった。