話し合いは入念に! ページ9
Aが帰ってきた。
書類提出が終わったから当日の話し合いをするって集められたけど、なんでエンマと議長がいるの?
「とにかく、当日はバレないようにすること!三人とも正体がバレると出場どころの騒ぎじゃなくなるから。お兄ちゃんは絶対に月兎組にバラさないでよね!」
Aが机を叩き立ち上がり全員に向けていう。
よっぽどバスターズやりたいんだね。
「お互いのことはコードネームで呼ぶこと、そして口癖は封印。変装もしっかりして試合に臨むこと!」
試合っていうか認定式なんじゃ…
まぁいいや。
僕のコードネームは「サファイヤ」。
青色がイメージカラーだからだって。
ノルカは「ルビー」でAは「アメジスト」。
イメージカラーに合う宝石の名前をコードネームにする。
正体を誰も知らない、全員の名前が宝石の名前であることから、チーム名は「mystery・jewel」。
なかなかぴったりの名前…
楽しみだな。
「攻撃方法は?」
僕からも質問させてもらった。
妖気を使うとバレちゃいそう。
「攻撃方法は、私はデコピン、ノルカは爪、ソルカは扇でって感じでどう?それと10秒いないで終わらせたいな!」
「10秒以内にそれぞれをアピールしながら攻撃か。なかなか難易度高いっしょ!」
確かに。でもスピード性も正確性も得点に入ってるから難易度がなんとか言っていられないね。
「黒鬼の弱点は眉間。そこを攻撃して、少ない時間で、かつ一発で攻撃を終了させたらいいかも。」
なるほど。
作戦をこれだけ練っているから成功する気しかないな。
「明日は11時にバスターズ特訓場大広間で認定式が始まる。10時くらいに行った方が無難だ。じゃあ、時間も時間だし、もう終わりな!」
エンマの一言で作戦会議は終了した。
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作者名:ブルームーン(*≧∀≦*) | 作成日時:2019年1月30日 15時