35 黄泉の国 ページ34
なんとそこにいたのはらだ男先生だった。
Tn「なんでぇ！？」
Kn「ヤバいヤバい！逃げろ！」
しかも先生は装束をまとい、
完全に鬼と化していた。
Rd「よくもやってくれたなぁ！さっきはぁ！」
私たちは校舎に逃げた。
Rd「待てぇ！お前らぁ！」
そして美術室に空いている穴の中に逃げた。
そこに、人影が見えた。
Tn「アァア！」
Ut「えっ！？」
Rb「何かいる！？」
『さっきの執事？』
Kn「あ、せや！」
そこにいたのはさっきの執事だった。
私たちは警戒しながら近づいた。
すると執事はゆっくりと話し始めた。
Tr「ここは黄泉の国…」
Kn「は？」
Tn「え？」
黄泉の国ってあの世ってこと…？
Tr「お前たちは
誤ってこの世界に来てしまった。」
部屋に執事の声が響く。
Tr「ここから出る方法がある。」
そう言ってトントンに鍵を渡した。
Tn「PC室の鍵！」
Tr「この学校の謎を解くのだ。」
『謎…？』
Tr「お前たちに
オウカムヅミの加護がありますように。」
そう言って執事は姿を消した。
Tn「消えた！」
そして刀が置いてあった場所の前に
チェストが置かれていた。
その中には戌の鍵が入っていた。
Tn「図工室にあった加工台ちゃうか！？」
『6つの鍵のくぼみが空いてたやつ！』
Zm「あー！ホンマや！」
Ut「じゃあまずPC室行かね？」
私たちは先生に見つからないように
PC室を探した。
Kn「あ、あったよ！」
そして中を探索する。
Ut「酉の鍵あった！
そしてこのパソコンなんかおかしくない？」
私たちは鬱が言うパソコンに近づく。
確かにそのパソコンだけ
黒く塗りつぶされたように画面が消えていた。
Zm「ホンマや！」
鬱がパソコンの電源を付けた。
すると嫌な機械音が響き、
後ろのコピー機から紙がいくつか出てきた。
すべての紙の内容をまとめると…
〜美術室にある死神の絵画〜
美術室には死神が描かれた絵画がある。
夜になると死神の声が聞こえ、
近づくと中に引きずり込まれるらしい。
〜音楽室の魔法ピアノ〜
音楽室のピアノは魔法のピアノで
ゆがめるほどの力があるという。
〜学校の鳥居〜
この学校の初代校長は桃太郎の子孫で
学校の神社は鬼ヶ島へ繋がっている。
その神社には願いを叶える
魔法の石があるという。
｛次回に続きます｝
っていうか刑事忘れられてるw
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限界オタク - 最高でした！ (2022年10月2日 0時) (
レス) @page45 id: 13d10a3301 (このIDを非表示/違反報告)
めろんぱんくん - 目からアラル海小説ですね神ですねありがとうございます(早口)せんせーの最後のセリフが小説のタイトルなのが好きすぎる… (2022年5月26日 16時) (レス) @page45 id: 466fb15abb (このIDを非表示/違反報告)
かえで - らだ男先生〜…(泣)最後神なんだわぁ… (2021年11月12日 2時) (レス) @page45 id: 84cc654938 (このIDを非表示/違反報告)
ルカ - 先生〜…最後神なんだけど (2021年9月16日 23時) (レス) id: 0ad07d5079 (このIDを非表示/違反報告)
彗星無能 - らだ男せんせ〜…(泣)最後が神なんですがそれは…あとがきに「駄」作者なんて、自信を持ってください！(ちなみに私にとっては神作者だよ？ﾊﾊｯ!)呪鬼のこと全く知らなかったので勉強になりました！ありがとうございます！ (2021年2月2日 22時) (レス) id: 4a66f45ebc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くりん | 作成日時：2020年9月20日 20時
