21点 ページ22
アリスやマックスも登校してきて、エマちゃんたちと話している私を見て嬉しそうに近寄ってきた。
2人もフルスコアの3人と自己紹介を交わして馴染んできた頃。
「Aちゃん、だよね。あの、実は去年から気になってて、もし暇ならこの後お茶とかどう…かな。」
私の前の席に座った男子が後ろを振り向き、声をかけてきて固まってしまう。
…お、お茶？突然なんで？
『え、と…』
「ごめん、彼女は今日僕と帰る約束をしてるんだ。」
どう返すべきか、返答に困っていると隣から助け舟を出すかのようにノーマンくんが返事をしてくれた。
もちろん一緒に帰る約束なんてしてないけど…きっと、断る口実を作ってくれたんだろう。
「っ、じゃあAちゃん！明日！明後日でもいいよ！」
「ごめんね、明日も明後日も無理なんだ。」
もはや私が返事をする前にノーマンくんが返事をする。
「俺はノーマンと会話してるんじゃないんだけど！」と怒り出す男子に対してノーマンくんは冷めた目で何かを耳元で話す。
すると、かなり怖がる様子を見せて私に話しかけることなく前を向いた。
…たまにノーマンくんは、冷めた目をする。
それにしても、一体何の話？
混乱してる私を置いてアリスは「なるほどねぇ」と呟いた。
『あ、アリス？結局何だったの…？』
「いいのいいの。そのうちわかることでしょう。」
そう言ってアリスはノーマンくんを見てにやりと笑った。
そんなアリスに対してノーマンくんはにこりと社交的な笑みを見せた。
もや、と広がる胸のざわめきにそっと胸を押さえてみた。
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りお(プロフ) - のまーんくんは、くさ (2021年5月31日 9時) (
レス) id: 3c42b7c772 (このIDを非表示/違反報告)
約ネバの壺(?) - ニヤニヤが止まらない辞められなぁい(?)ねぇ、ホントに生まれてきてくれてありがとうっ!ぼくちん(ぇ)感動しちゃった(余計なお世話)最高だぁ、更新復活待つよぉ(無理にとは言いません、自分のペースで投稿してください^^*) (2020年3月17日 22時) (レス) id: b160f4c76e (このIDを非表示/違反報告)
ポップコーン(プロフ) - めっちゃニヤニヤ止まらないんですけど……どうしてくれるんですか。本当にこんな作品書いてくれてありがとうございます。更新復活待ってます！！！ (2019年12月22日 2時) (レス) id: e0cba1f570 (このIDを非表示/違反報告)
あんみつ(プロフ) - ｛*美柑*}さん» コメントありがとうございます！終わりそうな気配を察知しちゃいました…？笑 引き続きお楽しみください！！ (2019年9月9日 16時) (レス) id: 1f21d8b5e1 (このIDを非表示/違反報告)
｛*美柑*} - もうすぐ終わっちゃいそう…続くよね！？続編っていうか付き合った後のお話も描いてほしいな！？私もノーマンくんとキスしたい………ずるい…夢主ちゃんになりたい……… (2019年9月9日 11時) (レス) id: 44879474c1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あんみつ | 作成日時：2019年8月17日 22時
