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そんな私を見てレイくんは「だろ！」と嬉しそうに言って、「お前にはノーマンみたいな、というか、ノーマンがいいと思う！」とハッキリと告げられる。
『…いや、あの、ごめん…何の話…？』
もちろん、その、ノーマンくんは素敵な人だと思うけど…。
私が明らかに混乱してるのを見てレイくんは改まって私と向き合った。
「あぁ、わりぃ。
お前がお人好しで、悪い奴じゃねえってことがわかったから思わず。
まぁとにかくだ、もしアイツが傷付こうがどうなろうがお前には関係のないことだ。
アイツが傷付かずに済む方法なんて一つしかない。
でもお前があんな奴で妥協する必要もない。
いいか？お前には絶対あんな奴よりもいい奴がいる。絶対だ。」
小さな子供に言い聞かせるように肩をぐ、と掴んでそう言われる。
頭に浮かぶのは白髪の、透き通った青い目をした彼。
「…じゃ、俺も戻るわ。
来年、絶対Aクラス来いよ。
せいぜい迎えに来てもらわなくても済むように頑張れよ、A。」
そう言ってレイくんは校舎へ戻っていった。
何が何だかわからず「ありがとう…？」と返してしまった。
…ん？待って、今…「迎えに来てもらわなくても済むように」って言った？
…何それ、待って、どういうこと…？
私とノーマンくんのこと、知ってる…？
『…あれ、私名乗ってないよね…』
…レイくんは、ノーマンくんと仲良いってアリスが言っていたし…
つまり、彼は…ノーマンくんが大好きで、ノーマンくんのストーカー…？
だから私に沢山ノーマンくんのいいところを伝えたかった…？
もしかして、中学2年生の秋、ノーマンくんと出会った時、ノーマンくんのストーカーとして跡をつけられていた…？
『…いやいやいや、そんな、まさか…』
まさか、なんて言いながらもそうだと思ったらもうそれしか頭に浮かんでこない。
……ノーマンくん、気をつけて…！
思わぬ刺客を見つけてしまい、ノーマンくんの安全を願った。
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りお(プロフ) - のまーんくんは、くさ (2021年5月31日 9時) (
レス) id: 3c42b7c772 (このIDを非表示/違反報告)
約ネバの壺(?) - ニヤニヤが止まらない辞められなぁい(?)ねぇ、ホントに生まれてきてくれてありがとうっ!ぼくちん(ぇ)感動しちゃった(余計なお世話)最高だぁ、更新復活待つよぉ(無理にとは言いません、自分のペースで投稿してください^^*) (2020年3月17日 22時) (レス) id: b160f4c76e (このIDを非表示/違反報告)
ポップコーン(プロフ) - めっちゃニヤニヤ止まらないんですけど……どうしてくれるんですか。本当にこんな作品書いてくれてありがとうございます。更新復活待ってます！！！ (2019年12月22日 2時) (レス) id: e0cba1f570 (このIDを非表示/違反報告)
あんみつ(プロフ) - ｛*美柑*}さん» コメントありがとうございます！終わりそうな気配を察知しちゃいました…？笑 引き続きお楽しみください！！ (2019年9月9日 16時) (レス) id: 1f21d8b5e1 (このIDを非表示/違反報告)
｛*美柑*} - もうすぐ終わっちゃいそう…続くよね！？続編っていうか付き合った後のお話も描いてほしいな！？私もノーマンくんとキスしたい………ずるい…夢主ちゃんになりたい……… (2019年9月9日 11時) (レス) id: 44879474c1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あんみつ | 作成日時：2019年8月17日 22時
