普通が普通じゃなくなりました

買い物 ページ9

『私に似合いそうなの選んで？』

兄「一緒に見ようや」

『おん！』


『これ可愛い！』

兄「でも愛理に合うかが問題なんやで」

『合ってる？』

兄「こっちよりこっちのが合ってるよ」

『ほんまに？じゃあこっち買お』

兄「リップだけやなくてほかのも選んでからな」

『へいよ！』

『あ！これ良き、！』

兄「ええんちゃう？見た目も可愛ええやん」

『やんな！』

兄「リップとアイシャドウはOKやからあと何？」

『チーク！』

兄「おっしゃ探そ」

『おー！』


兄「愛理！見つけたで！」

『チーク？』

兄「おん！」

『え、待って！ほんまに可愛い！』

兄「愛理なら気に入る思ってん！」

『3個とも買いに行こ！』

兄「もう買ってあるで」

『え？ほんまに言うてる？』

兄「おん」

『えぇ、なんかごめん』

兄「ええねんで俺がやりたくてやったんやし」

『後でアイス買うな？』

兄「愛理のお礼はアイスなんやな」

『うん。アイス嫌いな人おらへんやろ？』

兄「確かにそうやけど今冬やで？」

『じゃあコーンスープ買う』

兄「それがええな」

『ママとパパにも買って4人で飲も！』

兄「ええやん」

『でも帰ったらばあばもじいじもおるかな？』

兄「確かに？」

『コーンスープ+2個買わな！』

兄「じいちゃんとばあちゃんにも買っていくん？」

『おん！みんなで飲む』

兄「2人ともびっくりするやろな」

『愛理がメイクしとるから？』

兄「やっぱり一人称愛理可愛ええな」

『またなってた？』

兄「おん。あとメイクの件もそう」

『まあ、はよ帰ろー』

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