そのゆっくり、こいをする。2～続き～ (ページ16)

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直談判ページ16

優哉side

泉｢ねぇやめといた方がいいよ？｣

優哉｢俺と住みたくないん？｣

泉｢そういう訳じゃなくて…｣

なんでこんなに嫌がるんや？

そんなに親が怖いんかなぁ

まあ首席取れって言う親だもんなぁ

でも俺は泉と一緒にいる時間を

少しでも増やしたい

隣にいて欲しいんや泉に

優哉｢ここ？泉の実家｣

泉｢うん…｣

ピーンポーン

母｢はーい｣

ガチャ

母｢泉？と…｣

優哉｢泉さんとお付き合いさせて頂いている片平優哉です｣

そう言うと泉の母親は眉を少し上に上げた

これが何を意味するか俺には分からなかった

母｢入っていいですよ｣

優哉｢お邪魔します｣

家には父親もいた

父｢2人が何しに来たのかはわかってる｣

優哉｢それなら話は早いですね…僕、本気で泉さんのことを愛しています。僕と泉さんの同居を許していただけませんか？｣

泉はさっきまであんな弱気だったのに

今は真剣な顔をしている

父｢泉のことを手放したりはしないか？｣

優哉｢はい｣

母｢もう言っていいのでは？｣

え？

泉の父親は頷いた

母｢親の願いは自分の子供のことを本当に愛してくれる人と結婚してもらうことなの。もし泉が首席を取れていたら、まずあなたと会わせてもらうつもりだったの。首席を取れなかったらあなたが私達のところへ来てくれるかを見る。そしてあなたは来てくれた。これ以上の嬉しさはないわ。泉のことを大事にしてくださいね。｣

そうだったのか…

泉は泣いていた

これじゃあ結婚の申し込みに来たみたいじゃないか！

母｢そうだわ、もうこんな時間だし一緒に夕食でもどう？｣

泉｢一緒に作るよ｣

母｢泉は優哉さんとイチャイチャしてなさい笑｣