なんで!? ページ15
椋｢で、颯斗が好きな人って…｣
颯斗｢おい！それ言わない約束で教えたんだろ！相談乗るって言ったのはお前だからな!!!｣
迅｢お、珍しく颯斗さんが騒いでるぞ！｣
颯斗｢騒いでんじゃねー怒ってんだよ！｣
桜｢で、誰なの？｣
椋｢えっとねー｣
颯斗｢おい！｣
椋｢はいはい言わねーよwww｣
今何してるかって？
家に帰りたくない私に
皆が付き合ってくれてんの
結果が出てから2時間半
もう少しで夕方になる時間
でもまだ帰らない
気使ってくれてるんだ
すごい感謝してる
楓｢えー知りたいんだけど〜｣
颯斗｢ぜってー教えねー｣
桜｢なんか口調が荒くなってますぞー颯斗さん｣
颯斗｢うるせえ｣
でももうそろそろ帰らないと行けなくなる
大学も閉まるし
先生｢おーいお前らー早く帰れよ〜｣
桜｢はーい｣
椋｢小学校かよ｣
楓｢じゃあカフェにでも行く？｣
泉｢もう帰っていいんだよ？｣
桜｢ホントは帰りたくないくせにー｣
椋｢顔に出てるよ、帰りたくないって！｣
迅｢今日オールするか!!!｣
椋｢お、いいね〜｣
颯斗｢そーだな、泉付き合うよ｣
迅｢あら？颯斗さんが素直だぞ？｣
颯斗｢意味わかんねーよ｣
楓｢オールするんだったらラウンド1とかのほうがいいよ｣
椋｢そうか？｣
そんな話をしながら正門へ向かう
桜｢あのさぁあそこにいる人誰？｣
椋｢誰かと待ち合わせてんじゃねーの？｣
楓｢ん？あの人…｣
泉｢え!!!｣
あれって
泉｢ユウくん!!!｣
優哉｢あ、泉!!!｣
泉｢なんで!?｣
優哉｢当たり前だろ、ほら行くぞ｣
泉｢行くってどこに？｣
優哉｢泉の実家だよ｣
状況が理解出来てないんだけど！
楓｢あー頑張って｣
桜｢行ってらっしゃーい｣
椋｢いい報告待ってるなー｣
迅｢がんばー｣
颯斗｢じゃあな｣
泉｢え、誰か！え！｣
どんどんユウくんに引っ張られていく
泉｢ねぇ！なんでいるの!?｣
優哉｢お前1人で親のところ行かせるわけないじゃん、親に直談判行くぞ｣
泉｢え？｣
優哉｢まさか親に直談判するつもりなかった？｣
泉｢え、あ、うん｣
優哉｢えーマジかー俺と住みたくなかった？｣
泉｢いや、そういう訳じゃなくて｣
優哉｢じゃあ行くぞ｣
こんなに考えてくれてたんだ
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作者名：ゆーや x他1人 | 作成日時：2018年5月12日 21時
