Stretch 11 ページ11
「で、俺に何のようなわけ?夏海ちゃんに許可取ってるから二人でいても問題ないけど」
『まあ、何かと真面目なようでして、、、』
テスト週間の終わりごろのある日、私は松井くんを連れてあるお店を訪れていた。
「でも、まあマジで助かったわ〜夏海ちゃんと誕プレ一緒に考えて選んでくれたし!マジで感謝しかないありがと佐竹」
そう言って嬉しそうにする松井くん。
松井くんは私の部活の先輩の夏海先輩と付き合ってる。
実は私、肉を二人で帰りに食べた時、好きになってしまったのよね。
浮所くんを。
でも、まあ正直接点ないし、どうしたらいいか分からないし、直樹にかるーく浮所くんって彼女いるの?って聞いていないー!って言われてそれだけ確認してる。
『ううん、全然!』
「で、相談って何?」
『あー、松井くんってさ夏海先輩の事押したの?それとも受けたったの?』
「俺は、最初押したな〜や、だってさ、夏海ちゃん美人で先輩からも人気あったし後輩の俺が〜とか色々思ったんだけど、でも取られたくなくてひたすらアピってた気がする。それに夏海先輩が答えてくれて最近付き合えたって感じよ。そんな話が聞きたかったの?」
『そうだよ』
「変わってんな〜お前」
『そんな事ないし』
「あ、後輩に好きなやついるんだ!」
『るさい!』
「佐竹さ、朝日さんと付き合ってたじゃん?それってどっちからだったの?」
『あ〜あれ完全に向こう。君かわいいね的な。私と浮所くんには絶対ないパターンな』
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作者名:きい | 作成日時:2018年5月13日 18時