君が隣で笑ってくれるから - Ryouhei.A

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阿部side





神「ありがとお〜！」



嬉しそうに笑って俺を抱きしめるAからふわっと漂うアルコールの香り


『ちゃんとメイク落として、寝るんだよ？』



よしよしと頭を撫でると嬉しそうにへにゃへにゃしてる


神「ん…りょうへいがして…？」


『…わかったよ』



これも割といつもの事で、最初は驚いたけどもう慣れた苦笑



メイク落としシートでそっと彼女の顔を撫でると幼い彼女の顔になっていく



そんな事は俺しか出来ないんだ、なんて思うと優越感があって嬉しい気持ちになる


『できたよ？』



神「ありがとお」




と君は言葉を零せば再び俺の腕の中に



神「…ちゅ、したい……ダメ？」



蕩けた顔で瞳を潤ませ首を傾げて俺の頬に両手を添える君は俺に否定なんかさせる気なんてないでしょ？



『……ん、仕方ないな』



言葉では少し強がってしまうけど内心は嬉しくて

こんな姿は舘様にも見られてない、俺しか…俺しか知らない



神「ちゅ…、っん…ふぁ、」


『…ん、…A、っ…？』




" 好きだ "




神「んぅ……っ、あ…」



欲にまみれた俺を許してね




舘様ごめん、無事送り届けたけど送り狼になっちゃったや



『……A、っ』



神「りょ…へ……んんっ、すきい」







お酒の力を借りなきゃ素直になれない俺ら2人を









_________どうか許して

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