君が隣で笑ってくれるから 2 - Ryouhei.A

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渡辺side





『A、そろそろ帰ろ』







神「やだ！帰りたくない」






『明日も仕事だろ？ほら、立って』






ぶーぶー文句を言うAを他所目に優しく立ち上がらせて連れていく






会計を済ませお礼を言って店を出れば






神「つぎどこいくー？」







『もう行かねえよ(笑)帰ろ』






神「んー…しょーたの家かえる」






『は？送るよ？』






神「しょーたの家にかえるのっ」





その後もやだやだと話を聞いてくれなくて




まあ明日一緒の仕事だしいっか、って俺が折れた






…酔っ払いを家に連れて帰ることになってしまった









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『ほら、靴脱いで』





眠そうな顔をしてるAを引っ張りながらも家に着けば





神「んー」






なんとかソファに座らせることに成功






『ほら、水飲め』







神「ん…ありがと」








少し酔いが覚めてきたのかしっかりと返事をするようになってきた









『風呂どうする？』








神「んー…もう少しお酒抜けてからにするー…翔太先入って」







『ん、わかった』









お湯もはりおわり準備も終わったのでAに声をかけて先にお風呂にいった







まさかこんなにAがお酒で変わるなんてなーなんて思いながらシャワーを浴び、湯船に浸かったころ






ガタッと音がして風呂場のドアが開いた






『…なに、してんの』









神「…お風呂入ろうと思って」







『っは？！』








いやいやそれは違うじゃん？！と慌てて壁側を向く







そんな俺を気にすることなくシャワーを浴びはじめて







神「わー、高そうなシャンプーある！使っていい？」







『いいけど…って、やめろ！俺の顔覗き込むなって！/』






神「だってこっち向いてくれないから」








『そりゃ向くわけないだろ！ばか！』







神「なにー、照れてるの？(笑)」







『当たり前じゃん、普通だろ』









神「ずっと一緒にいるのに」








『ずっと一緒でもそんな、姿見てねえし』









神「たしかに…まあ、なかなかこんなことしないけどねえ」







『誰にでもしてたらびびるわ』








神「んはっ、翔太だけだよ？」









なんて全て洗い終わったであろうAは何の躊躇いもなく湯船に入ろうとしてきた







『まっ…て！俺あがる！あがるから！』









神「なんで？一緒に浸かろ？」

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