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それからキムは検査入院することになって、私はしばらくの間、休暇を取ることにした。
キムの持病は、この間の学校への連絡のせいでいつのまにか生徒にまで広まって。
連日、キムの病室にはウチの生徒が押し寄せた。
キムは別にいいと言ったけど、私はまたジンのときのようにごたごた言われるのが嫌だったから、生徒が来ている日中はなるべく、キムの病室には寄らないようにしている。
休暇も、母方の祖母の介護のため、ということになってるし。
YG「……おい」
大体日中は、キムの病気に関する本を読みあさったり、いろんな病院で行われてるセミナーなんかを聞いたりして、勉強している。
でも、勉強すればするほど、キムの病気の深刻さを目の当たりにして。
時々、すべて放り投げて逃げ出したくなる。
YG「おいA、」
「っへ？なにびっくりさせないでよ」
YG「なにぼーっとしてんだよ。やっぱり最近のおまえ、ちょっと張り切りすぎだろ」
「え？なにが？」
久しぶりにユンギが会おうというから、病院のセミナー終わりにその食堂でお昼を一緒に食べることになって。
お箸を持ったままさっきのセミナーの内容を頭の中で反芻していると、ユンギが目を細めて私を見つめていた。
YG「なにが…って、おまえが体壊したら元も子もねーだろうが」
「…あははー、確かに。そうだよね」
YG「程々にしとけよ」
「うん…」
うなずいた私に、ユンギは難しい表情を崩さないまま定食のスープを啜った。
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寧桜(プロフ) - ユヅさん» ありがとうございます〜！私もキムには生きてもらいたいですT^T (2020年3月11日 22時) (
レス) id: 7af8b90927 (このIDを非表示/違反報告)
ユヅ - すごくドキドキします！！最高なお話ですね！！！テヒョン〜〜！生きろ！ (2020年3月11日 16時) (レス) id: 36a4290b8b (このIDを非表示/違反報告)
寧桜(プロフ) - remonedo0130さん» 返信遅くなってしまってすみませんm(._.)mコメントありがとうございます！なんだかもどかしい話になってしまっていて自信がなかったのですが、そう言っていただけて嬉しいです(*´∀｀*)これからも頑張りますね〜！ (2020年2月3日 8時) (レス) id: c1fd96f5ba (このIDを非表示/違反報告)
remonedo0130(プロフ) - はじめまして(*^^*) お話読ませて頂いてます。こちらのお話とっても好きで続きが毎回気になってしまいます(>_<)これからも楽しみにしております♪ (2020年1月23日 22時) (レス) id: e8e3ac6beb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：寧桜 | 作成日時：2019年12月22日 17時
