W i s h a n d s n o w … ページ17
小 瀧 s i d e
ｷﾞｭｯ…
「のぞ、む…くん……」
小瀧「Aっ……」
腕の中のAは相変わらず固まったままで。
小瀧「良かった…間に合って良かったっ…」
「ど、して…ここにっ……」
小瀧「しげに、教えてもらってん。」
Aと体を少しだけ離してそう言った。
ｷﾞｭｯ…
小瀧「……知ってるで?Aが、気使ってくれた事。」
「ならっ、どうしてっ……」
小瀧「これ以上、傷つけたくないねん……」
ﾎﾟﾛｯ…
俺がそう言った瞬間、Aの目から涙が零れ落ちた。
小瀧「ごめんなっ…?いっぱい苦しませて、泣かせてもうて…ほんまは、俺が守らなあかんのに、守ってやれんくて。」
Aの頬に伝った涙を拭いながら、そう言うと、Aは頭を横に振った。
ずっと、思ってた。
流星とかしげに、デビューしてすぐの時、良く言われてた。「最近あんまり笑わんな」って。
俺も、それには気づいてたし、わかってるつもりやった。
やけど、画面越しに見た時、わかった。
「あっ、俺…全然笑えてないやん」って。
それは、あの日からやったんやって。その時初めて知った。
そんだけ、俺の中のAの存在はでかかってんやって。
小瀧「Aっ、」
小瀧「俺は…まだまだ子供やし、Aのこと絶対に守る、って保障は出来ひん。」
小瀧「やけど、俺は…周りの人や、大切な何かを失っても、Aだけは全力で守るから。」
「うんっ……」
3年間の想いを乗せ、大きく息を吸い込んで言った。
小瀧「……俺の側に居って欲しい。」
W i s h a n d s n o w …→←想 い を 込 め て
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5歳児のにこにこがーるちゃん☆ - とても遅いですが完結おめでとうございます！「雪に願いを」を聞きながら読んだんですけど、もう大号泣でしたぁぁぁ！こんな素敵な作品を作っていただき、ありがとうございました！ (2017年7月2日 1時) (
レス) id: 2b043335d1 (このIDを非表示/違反報告)
R y u h e i × R y o .(プロフ) - minto?さん» ありがとうございますっ！！期待に応えられるようになればなぁと思います！ (2017年2月12日 22時) (レス) id: 345cb0591f (このIDを非表示/違反報告)
R y u h e i × R y o .(プロフ) - ??ちい??さん» うわぁー！！ありがとうございますっ！公立も、小説も、頑張ります！！ (2017年2月12日 22時) (レス) id: 345cb0591f (このIDを非表示/違反報告)
minto?(プロフ) - この小説大好きです！続編期待してます！ (2017年2月12日 20時) (レス) id: 5c760533c5 (このIDを非表示/違反報告)
??ちい??(プロフ) - 完結おめでとうございます！めっちゃこの作品大好きなので続編期待してます。あと、合格おめでとうございます！公立も自分を信じて頑張ってください！ (2017年2月12日 19時) (レス) id: 693422965e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：R y u h e i × R y o . | 作成日時：2017年1月16日 0時
