雪 に 願 い を 《 桃 》

君 も 同 じ 空 の 下 ページ40

ｶﾞﾁｬｯ…


桐山「Aちゃーん!衣装、頼むわなぁー。」

「あっ、どうぞ!」

桐山「えっ、もう決まってんの?」

「うんっ!」

桐山「やる事早いなぁー!」

「いやいやっ!」



それから、照史くんは「うわっ、めっちゃ好み!ありがとう!」と言い、智くんを呼びに行った。



「智くんは、奇抜だから…短パンとか…?」


私は独り言を言いながら、智くんの衣装を選んだ。

ｶﾞﾁｬｯ…


神山「Aちゃーん!」

「あっ、智くん!智くんは、これでっ!」

神山「うわ、智くんって呼ばれるのめっちゃキュンってするわ。笑」

「あ、え…だめ、だった…?」

神山「ううん、逆に嬉しいかな?」ﾆｺｯ

「良かった!」



智くんも、照史くん同様、「うわぁー、着そう。うん、めっちゃ着そう。」と言って流星くんを呼びに行った。



「来ましたっ、流星くんっ!」



流星くんのコーディネートには、人一倍、自信がある。

流星くんは本当にクールかって言われたらそうじゃない。
だけど、見た目がクールだから、カジュアル系でも似合うし、クールにキメるのもアリ。

まぁ…私のイメージは、革ジャンにダメージのスキニーに、ハットを被ってて、小物を付けてる感じかな?

ｶﾞﾁｬｯ…


藤井「あっ、もう用意してる。」

「私、流星くんが一番、自身あるの。」

藤井「なにそれ、ちょっと嬉しい。ははっ。」ﾆｺｯ



そう言うと試着室的な所に入り、その数分後、イメージ通りの流星くんになって出て来た。

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