雪 に 願 い を 《 桃 》

W i s h a n d s n o w … ページ19

パッと顔を上げると、時が止まったように瞬きも忘れて、固まってしまった。



「……今日から1ヶ月、お世話になります、瀬戸Aです。短い間ですが、よろしくお願いします。」ﾍﾟｺｯ

三島「じゃあ、Aさんは……わぁっ!!」

?「え、えっ!スタイリストってAちゃんなん!?」

?「えっ、最高やんっ!!」



三島さんを押しのけ、そう言う……



「大毅くん…流星くん……」

?「なぁ、しげ?この子…やなくて、瀬戸さんと知り合いなん?」

重岡「Aちゃんはな、高校の時の同級生やねんっ!!」

藤井「そーそっ!」

神山「あっ、そうなんや。俺、神山智洋って言います!神ちゃんって呼んでなぁ。それと、タメ口でオッケーやでぇー」ﾆｺﾆｺ

「あ、はいっ!」



?「そやな、先に自己紹介しよか。」

中間「ジャニーズWESTの最年長、中間淳太です。淳太くんとでも何でも呼んでな。」

桐山「趣味はダイエット、特技はリバウンド。桐山照史です!照史くんとか、適当に呼んでな!」

濵田「なで肩がチャームポイントの濵田崇裕です!濵ちゃんって呼んでな!」

小瀧「………………………」

「っ…………………」

藤井「望……」

重岡「小瀧……」

桐山「望……?どないしたんな、自己紹介は?」

小瀧「……小瀧望です。よろしく…」

中間「お前、シャキッとせぇや!」



楽屋の中に、重たい空気が流れた。



「……よろしくお願いしますっ!」ﾆｺｯ



だからあえて、元気よく、望くんのことは知らないと思われるに言った。

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