雪 に 願 い を 《 桃 》

W i s h a n d s n o w … ページ18

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店長に言われたテレビ局に着いた。



「あの……」

警備員「はい、どうしましたか?」

「スタイリストの代行で1ヶ月お世話になります、瀬戸Aです。」

警備員「あぁ、Aさんですか!お待ちしておりました。明日からはあそこにこれをかざしてから入ってくださいね。」



そう言って渡されたカード。



「あ、ありがとうございます。」

警備員「中の者がご案内致しますので、所々お待ち下さい。」



それから5分後、中から爽やかBoyの男の人が出てきた。

ｳｨｰﾝ…


三島「お待ちしていました。A…さん!私、マネージャーの三島ゆずるといいます。」

「あ、瀬戸Aです。」

三島「では、ご案内します。」

「あ、はいっ!」



それから、三島さんに連れられてやってきた誰かの楽屋。

ｺﾝｺﾝｯ…


三島「失礼しますっ。」

「失礼します……」



三島さんがドアを叩くと、中から「はーいっ!」と元気な声が返ってき、三島さんの後ろについて中へ入った。



?「おぉー、みっちゃん!どうしたん?」

三島「1ヶ月間、スタイリストの代行に付いてもらうことになった人を連れてきました!」

?「あぁ、言うてたあれ?」

三島「はい、そうです。」

三島「じゃあ…Aさん、挨拶よろしくお願いします。」



そう言われ、三島さんの背中から横へずれる。

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