雪 に 願 い を 《 桃 》

君 に も 届 け ページ17

次 の 日 ___ 。



店長「Aちゃん、Aちゃんっ!!ニュースだよ、ニュースっ!!」

「店長!どうしたんですか!?」

店長「この店から、何人かがテレビ局のスタイリストになる事になったんだよ!!」

「えぇっ!?この店からですか!?」

店長「そう!なんか、スタイリストの人が足りなくて、そしたら、この店がリストアップされて……」

「すごいじゃないですか!!」

店長「うん。それで、Aちゃんの名前が上がったんだよ!」

「えっ……?」

店長「だから、今日の18時から、このテレビ局に行って来て!!」

「え、私…がっ?ですか……?」

店長「そうっ!!これから1ヶ月間!頑張って成果を出して来なさいっ!!」

ﾎﾟﾝｯ!


そう言い、店長に両肩をポンッと叩かれる。

折角、店長が作ってくれた機会だから、私は代行のスタイリストとして行くことを決意した。



1 7 : 3 0 ___ 。



「店長!いってきます!!」

店長「Aちゃん、頑張って来てね!!」

「はいっ!!」

ｶﾗﾝｶﾗﾝｯ…

ﾊﾟﾁﾝｯ!


「頑張ろっ!」



この時の私は、この後に何が起こるか知らなかった。

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