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岸side
やべぇやべぇ今日も遅刻しちゃう！！！
今日の夜ご飯はシェフの自信作だったらしく、長々と料理の説明があったから上手く抜け出すのに手こずっちゃった。
部屋で休む旨をメイドさんに伝え、隠しておいた荷物をもって、宿を飛び出し、ダッシュで秘密基地に向かう。今日はパーティがないため城の警備が手薄らしく、いばらの隙間を抜けるのは簡単だった。
急いで走ってると、のんびり歩いてる廉が前に見えてきた。
「おいれん！ もう20時過ぎてんぞ！」
「え？ まだ19時半くらいやで？」
「は、何言ってんだ、俺の時計は20時10分、、、」
ってあれ、秒針が止まってる！！
これ朝の8時10分か！！
「ほら見てみ」
廉の腕時計は確かに19時30分過ぎを指していた。
「まじか〜、、、」
「がっははははっ！！」
めちゃめちゃ落ち込んでる隣で廉が大笑いしている。
「遅刻じゃなくてよかったやん！ そんな落ち込むなよ、行くぞ！」
そうやって俺らは何故か秘密基地まで猛ダッシュした。
ジンside
「二人とも大丈夫？」
「はぁはぁはぁはぁ・・・・」
基地の前で、ジャクソンと一緒にみんながくるのを待っていると、何故か猛ダッシュで駆けてきて、息を切らしている廉と岸くん。
岸くんもよくわからないことが多いけど、なんやかんや廉も抜けてるんだよね。
「岸くん、汗臭いとジャクソン乗せてくれないよ」
「まじか！！！」
そういうと全力で扇ぎだした岸くん。ほんと見てて飽きないよね(笑)
「お待たせ〜」
19時50分くらいに紫耀がポニーとクウちゃんを連れて登場。まるで王様かのようなオーラがあって、ほんと同い年とは思えない。
俺も馬術を教わっているけど、紫耀は段違いに上手い。たぶん優しいから馬と心を交わすのも上手いんだと思う。
「遅くなってごめん！」
そしてすぐに海人が現れた。
「よし、全員そろったな！ 廉はクウちゃんに乗せてもらいな。海人は俺とポニーに乗ろう」
そういって、紫耀は先にポニーに乗って海人を上に引っ張り上げる。
俺と紫耀は馬術を習っていて、廉は紫耀に教えてもらってラクダに乗る要領でコツを掴んだみたい。
ジャクソンには俺が乗って、岸くんを上に引っ張り上げる。…どうやら汗は引いたみたい(笑)
「じゃあ出発だ！！」
「「「「おう！！」」」」
20時ちょうどに俺たちは城を抜け出し、謎の洞窟までのプチ冒険に出発した。
……このときはまだ、あんなことになるだなんてこれっぽっちも思っていなかった。
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和奏♪(プロフ) - ほのぼのさん» ほのぼの様！コメントありがとうございます♪ 長くなりそうですがゆるりとお付き合い下さいませ^^ （やっと返信の仕方が分かりました、、前回返信扱いならずすみませんでした…） (2021年9月21日 19時) (
レス) id: 9ae6574177 (このIDを非表示/違反報告)
ほのぼの(プロフ) - わわまたまた最高なお話ありがとうございます！！ (2021年9月18日 22時) (レス) id: 414fcdeeee (このIDを非表示/違反報告)
のんの(プロフ) - HARU様、コメントありがとうございます♪ リクエストもありがとうございます！！ ご期待に沿えるかわかりませんが、考えてみたいと思います！:) (2021年9月15日 9時) (レス) id: 7fe50d03e5 (このIDを非表示/違反報告)
HARU(プロフ) - コメント失礼します。いつも拝見させて頂いてます。続きも楽しみにしてます！もしよかったらなんですが、紫耀くんがLIVEの直前に鼻血と過呼吸になってしまうお話を書いていただけたら嬉しいです。リクエスト受け付けていない場合は大丈夫です。よろしくお願いします。 (2021年9月12日 22時) (レス) id: 5f47127484 (このIDを非表示/違反報告)
のんの(プロフ) - ほのぼの様、コメントありがとうございます♪ とても嬉しいです！これからもよろしくお願いします：） (2021年9月6日 21時) (レス) id: 7fe50d03e5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：のんの | 作成日時：2021年9月2日 21時
