続 ページ4
『理子ちゃん、！』
勢いよく走り込んできたのは、やっぱり理子ちゃんだった。
三「とはいえお前が敵う相手でもないから下がってなさい」
理子ちゃんの後ろから、理子ちゃんパパが堂々と歩いてきて。
哲「そこで、私の出番だ」
三「･･･お父さん！」
哲「お前にお父さんと呼ばれる筋合いはない」
驚いた様子の、三橋くんと、茶番を繰り広げる。
理子ちゃんパパって、戦えるんだ‥！
ただのポッチャッリーかと‥！←ｵｲｺﾗ
たしかに、オーラで溢れている気がするような、気もするような、気もするよ！？(？)
そこからはもう、理子ちゃんパパの世界が始まってしまって。
智「･･･邪魔だジジイ、」
哲「子供の喧嘩に親が口出ししちゃダメでしょーよ、みたいな格言もあるが、まぁ私もこの金髪に恩がない訳では無い。
･･･もとより武術とは、このような喧嘩に用いられるものでは･･･」
───ドゴッ！
『はわっ』
思わず目を瞑ってしまった。
ビリビリと余波がこっちに雪崩混んでくる。
理「‥ッ」
耐えるようにギュッと今井くんの制服の裾を握る。
「ッでぇぇぇえい！！
じぇじぇじぇぇぇえええい！！！」
そんな奇声が聞こえて、ゆっくり目を開ければ。
「はっはっはっ。
この程度の突きで私を倒せるとでも」
思いきり片桐さんの拳が鳩尾に入ったはずなのに、理子ちゃんパパはしっかり立っていて。
‥‥いっつも、お地蔵さんみたいに、畳に座っているだけだったのに、
ちゃんと、強かったんだ‥！
あ、もしかして、あのお腹に何か秘密が‥！？
防弾チョッキ的な役割を果たしているとか？！？
心に少し余裕ができて、
別の意味で困惑している私をよそに睨み合う2人。
「･･･何、まともに入ったぜ･･･？」
本気で困惑している片桐さんと、薄ら笑いを浮かべる理子ちゃんパパ。
哲「はっはっはっ。ふぁっふぁっふぁっふぁ！はっはっはーん、はっはっはーん♪」
鼻歌まで歌う余裕があるの！？
やっぱりお腹に秘密がt((殴
哲「･･･で、一旦後退すると見せかけて、倒れる」
『･･･えぇぇ･･･』
割としっかりした足取りで戻ってきた理子ちゃんパパは、伊藤さんの足を膝枕にしてそのまま気を失った。
三「･･･え、なんで来た？」
三橋くん、私もそう思いました。
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そらは - 胸続きが気になる👀 (2022年12月4日 10時) (
レス) @page13 id: 001d58c8f1 (このIDを非表示/違反報告)
椿 - ゆんぼさん» 返事遅れてしまいごめんなさい！ありがとうございます！頑張ります！ (2021年2月27日 17時) (レス) id: 96137acbda (このIDを非表示/違反報告)
ゆんぼ(プロフ) - すれ違いつつもキュンキュンします！大好きです！応援してます！ (2020年10月28日 9時) (レス) id: 3662f95b77 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：椿 | 作成日時：2020年9月26日 6時
