3話 ページ2
えっと、自分でやっといてなんだけど、なんだろうこの状況‥?
私は、今井くんのほっぺ触ったままフリーズ。
今井くんは触られて、少し鼻血を出しながらフリーズ。
伊藤くんは、必死に笑いを堪えてフリーズ。
‥うわあああああ、
カオス。
今「ふわあああああ‥‥‥」
目を見開いたままフリーズしたと思っていた今井くんが戻ってきた。
そして、すっっっっっ(中略)っっっっっごく嬉しそうな顔でへにゃ、と笑った。
反則です‥!その顔、反則です! レッドカード!
『え、あ。 』
今「A、さん‥」
今まで抑えていた分、顔に熱が集まった。
そして今井くんが、キリッとした表情で私の両手を包んだ。
今井くんの手の温もりが伝わってきた。
今「結婚してください」
伊「いや、唐突」
わうわうわう‥。プシュー ‥ ←思考力ゼロ。
伊「‥Aちゃん? ‥Aちゃーん。」
伊藤くんがトントンと肩を叩く感触が伝わってくるけど、それどころじゃない。
『‥は!』
伊「あ、戻ってきた」
今「だ、大丈夫ですか?Aさん」
『プシュー』
伊「あー」
おおおおおおお、ああああああ、
『ん? なんか聞こえてくる?』
‥ヒッ‥
今「A、さん、‥嬉しいですけど、‥苦しいです‥」
反射的に今井くんに抱きついてしまった。
三「うぃまいー!! 誰に告白しとるんじゃゴラアア!!」
いきなりの三橋くん登場。少し、結構な速度できたのか、鼻息は荒く、前髪は乱れていた。
うぃまい‥、あ、今井くんか。
ていうか、耳いいね。
三「あれ、Aちゃん。なんでここに?」
キョトンとした顔で、私を見つめた三橋くん。
‥今気づいたの?
そっと、今井くんから離れて、事情を話す。
今井くんは少し名残惜しそうにしていた。
三「今井いいい! なにAちゃんの腕とってんだよ!バカが移るだろうが!」
今「馬鹿じゃねえー!!」
『な、なんか分かんないけど、やめてよ!』
本当、顔見合わせるといがみ合うんだから。
まさに犬猿の仲。
三「っと、それより、さっさと行くぞ。デッカイのが来たらたまんねえからな」
伊「‥無理無理、‥動けねえ‥」
今「俺も‥」
『‥』
腕を取られた状態で項垂れる伊藤くん。
片膝を立てて項垂れる今井くん。
胸を押さえて項垂れる私。
‥私は、肉体的なダメージは受けてないけど、心臓がやばいから‥。
ある程度の脈拍数を超えると心臓が止まる可能性があるので下手に動けない‥
ハア‥
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そらは - 胸続きが気になる👀 (2022年12月4日 10時) (レス) @page13 id: 001d58c8f1 (このIDを非表示/違反報告)
椿 - ゆんぼさん» 返事遅れてしまいごめんなさい!ありがとうございます!頑張ります! (2021年2月27日 17時) (レス) id: 96137acbda (このIDを非表示/違反報告)
ゆんぼ(プロフ) - すれ違いつつもキュンキュンします!大好きです!応援してます! (2020年10月28日 9時) (レス) id: 3662f95b77 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:椿 | 作成日時:2020年9月26日 6時