【番外編】バンジー ページ10
唐突な番外編
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「棘!!私ね、空飛んでみたいんだよね〜」
「こんぶ?」
ほんと、いきなりで悪いんですが・・・・・
私、空飛びたい!!!!
だって、去年の交流会のさ?
桃ちゃん超凄くなかった?
箒で空飛ぶって一度は皆夢に見るよね。
「空を何にも囚われず飛びたい!!」
「ツナマヨ・・・・」
そんな微妙な顔しないでよ・・・・棘!!
「なら、バンジージャンプでもやれば?」
「お、良いじゃねえか。今からやるか?」
何を言ってるんですか?
パンダ君、真希ちゃん?
「ば、バンジージャンプってどういうことですかぁ?」
「普通に橋から落とす」
「え・・・?」
「紐は要らないよな?」
「え・・・・?」
いくら何でもひどすぎません?二人とも。
「おかか!!」
え?
何々?・・・・・・ふむふむ。そんなに私を虐めないでやってだって?
「棘〜!!ありがとっ!好きっ!」
「しゃけ」
ふむふむ。・・・棘も!?
「んふふっ!!お揃いだね!」
「イチャコラしてるとこ悪ぃけどさっさとバンジージャンプの準備が出来たからさっさとやれ。」
「中々良いもんが出来たぞ。」
「ピギャッ」
え・・・もうその話は終わったんじゃ・・・
おかげで変な声出しちゃったじゃん!!
「なんで!?」
「折角用意してやったんだからちゃんとやれよ。」
「そうそう。結構大変だったんだから。」
何を言ってるんだ?この人達。
折角って・・・私お願いしてないよ!!
大変って・・・十分も経ってないでしょ!?
酷い!!
「酷いよぉぉぉ!ぜぇーったい飛ばないんだから!!」
「ほら、さっさと橋の上乗れ。」
「うん。準備は大丈夫!」
ってなんでもう橋の上で準備してるの!?
「棘!!助けて!!パンダ君と真希ちゃんが虐めるぅぅぅ!!」
「明太子!」
頑張れだって!?
「うん!ありがと・・・じゃなくて!見捨てないでよ!」
「よし、生きろよ。」
「ピギャーッ!!!!」
何ということでしょう。
真希ちゃんは私を橋から突き落としました。
一歩間違えなきゃ殺人だよ!?
受け身取らないと・・・
「ぎゃっ!!!ちゃんと着陸出来た!!」
「え?マジ?怪我するだろうなぁなんて思ってたんだけど。」
「怒られる覚悟だったんだがなぁ」
「しゃけ」
「ひ、酷い!!」
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作者名:希乃夏 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Nonoka88884/
作成日時:2020年11月29日 12時