30話 ページ33
結局撮ることになってしまった……。
でも。やる事はきちんとやろう。
よっしゃ!とるでぇ!!!!!
♪♪♪
「はい!どーぞ!」
天「聞くよー!」
♪♪♪
天「……え?」
コ「さっきより格段に上手くなってる……?」
「うん。まぁ練習したからねー」
は「いやそれどころじゃねぇよ!!」
輝「こんなに上手いなんて……」
天「んじゃこれそらるさんにMIX頼んどく!」
「ま!精一杯やったからいいや!お願いする!」
久しぶり。あの時以来だな。こんなに必死になったの。
なんでだろう。胸が苦しい。
天「そらるさんにいっといたよ……って大丈夫!?」
は「どうした!?」
「だ……いじょうぶ」
コ「とりあえず部屋まで連れてく!」
輝「手伝います!」
「ごめ……んね」
全て私が悪い。
全部全部。
ーーー天月sideーーー
やっぱりだめだった。俺は……大事な妹1人守れない。いつもいつも。
は「お前。また自分のせいだっておもってんの?」
コ「やっぱり、兄弟似てるんだね」
「__え?」
輝「さっきAさん『ごめんね。全て私が悪い。全部全部』って。
「___ッ!?」
は「何があったか分からない。でも、今俺達に出来ることは何だ?焦っちゃいけない。」
コ「しかるべき時がきたら。」
は「今は笑って隣にいてあげよう。」
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作者名:さきの。 | 作成日時:2015年10月18日 20時