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ﾋﾟﾋﾟﾋﾟ…
A「ん…」
目覚ましの音で目が覚めた
起きたら私の部屋じゃなくて
横には先生が居る。
A「ﾌﾌ…昨日泊まったんだった。」
目覚ましの音あんなにうるさいのに
寝息を立てて爆睡してる先生…笑
きっと忙しくて最近、眠れてなかったんだろうなぁ
今日休みだし、ゆっくり寝かせとこうかな
平野先生「ん…おはよ」
A「起こしちゃった？」
平野先生「ううん」
さっきまで布団にくるまっていたのに
まだ眠いのか私に抱きついてきた
こうゆう先生
本当、すき。
もし、私が先生と結婚する事になったら
毎朝幸せな朝を迎えれるのかな。
平野先生「ﾌﾌ…何考えてんの？」
A「ううん、幸せだなぁって」
平野先生「幸せ？」
眠そうな顔をしながら
私に問いかけてきた
もちろん幸せだよ。
でも、いつかは終わっちゃう気がして
怖い。
A「…先生は？」
平野先生「先生じゃなくて？」
A「ﾌﾌ…紫耀は？」
平野先生「俺は幸せだよ。こうやってずっとお前を抱きしめていたい」
A「ねぇ、苦しいよ笑」
平野先生「はは笑 A？」
A「なに？」
先生はじっと、
さっきとは違う表情で私を見た
平野先生「結婚しよ」
A「ﾌﾌ…また言ってるの？」
平野先生「俺さ、卒業式まで待てない」
A「あと数ヶ月で返事が聞けるんだよ？」
平野先生「やだ。今聞きたい」
正直、まだ決めてない。
大学は行かないけど…
今先生と付き合ってるわけじゃないし
先生と結婚してもいいのかもわからない。
A「やだじゃないの。卒業式まで待つって約束して？」
平野先生「…えー」
A「えーじゃないの」
私は、卒業したら
どうするんだろう…
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作者名：nozomi x他1人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=NonSS0601
作成日時：2020年8月3日 21時
