今日もあなたに伝えます。6 (ページ27)

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日も暮れかけて、ホテルに帰ろうと
先生たちがみんなを集めている時

ほかの学校の生徒が居た

1人の女の子は
浜辺で本を読んでいて
さっきまでほかの子と遊んでいた
男の子が本を読んでいる女の子の隣に座って
男の子に気づいた女の子はすごく
笑顔になっていて…仲良さそうで
少し羨ましくなった。

羨ましくおもったのは
この2人の関係性だった

．

「空暗いのに、目悪くなるよ？」

「私の目が悪くなったら
あなたが私の目になってくれるんでしょ？」

「俺そんな事言ったっけ？」

「ﾌﾌ…あなたが言いそうな言葉よ」

「はは笑確かにそうだね」

．

二人の会話で関係性が
すぐ分かるぐらい仲良さそうに
話していた。

私も先生と同じ歳なら…
こんな風に座って堂々と
ラブラブな感じ…周りに見せれたのかな

同い年ぐらいかな？
下かな？

A『ﾌﾌ…』

平野紫耀「A？」

2人に見入っていると
先生が隣に居た

A『あ、ごめんなさい。』

平野先生「ﾌﾌ…何見てたの？」

A『あの二人ちょっと面白い会話だったから
聞き入っちゃって笑』

平野先生「じゃぁあとでその会話俺におしえてね？」

A『やだよ』

平野先生「なんで…笑」

A『…羨ましくなるから』

そう言って
先生を置いてササッとホテルに向かって
歩いていった

振り向くと先生はまだ浜辺にいた

A『おいていくよー！』

平野先生「普通逆だろ…笑」

A『はやくーっ！』

平野先生「ﾌﾌ…ほんとかわいいな」

A『なんてー？』

平野先生「なんでもないよー！」