今日もあなたに伝えます。5 (ページ30)

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175 紫耀side ページ30

平野先生「修学旅行なんだけど、8月予定で組むからちゃんとグループ組んどけよ」

本当は修学旅行も去年なんだけど
校長の意向で今年になった

平野先生「とゆうわけで、明日は修学旅行の班決めるからな」

" はーい "

平野先生「じゃぁみんな気をつけて寄り道せず帰れよ」

そういえば…永瀬とAって
まだ付き合ってんのかな？

平野先生「A」

A『…はい』

平野先生「ちょっと話せる？」

そう言ってAを連れて誰もいない教室に来た

平野先生「あれから永瀬と話せた？」

A『あ、はい…』

その様子じゃ、別れたんだな

平野先生「別れたの？」

A『…うん、別れちゃった』

平野先生「大丈夫？」

A『ﾌﾌ…あっさりだったよ？、駄々もこねてないし。…佐倉さんと付き合っちゃうし…』

佐倉と永瀬って付き合ってんだ…

平野先生「…おいで」

Aの腕を掴んでそのまま
抱き寄せた。

Aは俺の胸に顔を埋めて
きっと、こいつはこいつなりに
ちゃんと吹っ切れたつもりでも
…そうじゃないんだろうな

平野先生「お前はどうすんの？」

A『…なにがですか』

平野先生「結婚しちゃう？」

A『…もう、弱みに付け込まないでください』

平野先生「はは笑今付け込まないとまた何ヶ月も返事無さそうじゃん」

まぁ、こうゆう関係でも
悪くないんだけどな…

A『先生？』

平野先生「ん？」

A『この手はなんですか』

平野先生「えー…」

もうバレたか
Aのスカートの中に手をいれて
おしりを触っていたのが一瞬でバレた。

A『ﾌﾌ…えーじゃないでしょ』

平野先生「お前が欲しいんだよ」

A『え？』

平野先生「お前の体もお前の笑顔も全部…俺だけのもんにしたいんだよ」

少し驚いていたけど
受け入れてくれたのか
笑って"なにそれ"って
いつものAに戻っていた

平野先生「で？」

A『で？』

平野先生「お前の返事は？」

A『ﾌﾌ…私プロポーズしかされてないよ？』

平野先生「じゃぁ～俺の彼女になってくれませんか？」

A『やだ笑』

平野先生「えー…今の雰囲気的にオッケーだろ普通…」

A『ﾌﾌ…もう帰るよ』

もうこの笑顔が見れるなら
なんだっていいよ。

そう思いながらAがドアを開けようと
した時いきなり振り向いて
俺にキスをした

平野先生「え…？」

A『ﾌﾌ…バカ』