今日もあなたに伝えます。5 (ページ23)

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先生と話してから
3日後…

事件がおきた。

佐倉さんが学校に戻ってきて
私と同じクラスになった。
あれ？廉と同じクラスだと思ってたけど、

私と同じクラスだったみたい。

それが事件何じゃなくて…

佐倉さん自身が周りに

" 私は妊娠して堕ろした。父親は永瀬廉 "

クラスの子にそう話していた。

きっとまた、佐倉さんの嘘だよね？

そう思ったけど…
先生たちがバタついていた。

その状況から
事実だと誰もが思っている中
私は、廉を信じていた。

神「…Aちゃん」

A『神くん！最近見ないから心配したよ…？』

神くんの顔色をみると
凄く真っ青だった。

体調でも悪いのかな…？

神「…ごめんね、俺知ってたんだ」

A『…なんの事？』

神「…廉と佐倉さんの事」

今一番聞きたくない話だった

A『…大丈夫だよ、
きっとまた佐倉さんの嘘だよ！』

神「Aちゃん、事実なんだ。」

どうして、神くんまで
嘘つくの…

A『…神くん、事実なんかじゃないよ…廉はそんな人じゃない。』

神「…廉の事信じたい気持ちはわかるけど」

A『わかってないよ！…神くんそんな事言う人じゃないじゃん、…廉の事信じてあげようよ』

神くん、佐倉さんの嘘を信じすぎだよ…
廉と喧嘩してるから信じれないのはわかるけど
大切な友達でしょ、

神「Aちゃん、…辛いけど事実なんだ…」

A『…嘘だよ、』

神「廉に問い詰めたら…否定しなかったよ。」

それ以上何も言葉が出なかった。
廉を信じる気持ちにその事実は勝てなかった
みたい。

私、どんな顔で廉に会えばいいの…