今日もあなたに伝えます。5 (ページ8)

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平野先生「お前が言ったんだろ笑」

A『私？』

平野先生「うん」

私が先生に言ってたにしろ
よく覚えてたね…笑

とゆうより、私の話聞いてたんだ

なんか、嬉しいような寂しいような…
よくわかんない感情

A『…あ』

平野先生「どうした？」

A『わぁ…見て！夕日…』

ちょうど夕日が沈む時間帯
こんなに綺麗な夕日を見たのは初めて
かもしれない

平野先生「ﾌﾌ…はは笑」

はしゃぐ私を見て
先生はきっと笑ってるんだろうな…笑

A『笑わないでよ笑』

平野先生「いや、ごめんごめん笑なんか…お前の方が綺麗だよ」

A『え？』

平野先生「って言おうとしたんだけどさ、ベタ過ぎて面白くなっちゃった笑」

先生らしいなぁ

夕日が沈んでる間
先生はずっとくすくすと笑っている

夕日が綺麗なせいか、
いつもなら言わない事を先生に言ってみた

A『…紫耀』

平野先生「ん？」

A『私を好きでいてくれてありがとう…』

平野先生「なんだよ急に…」

A『…ううん、言いたくなったの…わっ』

先生が私の腕を引っ張って
ぎゅうっと抱きしめた

いつもの事だからあまり驚きはしなかったけど

平野先生「あれ？今日はやめてとか言わないの？」

A『うん、言わない…来てくれてありがとう』

嫌じゃなかったから
そう言って私も先生をぎゅうっと抱きしめた