今日もあなたに伝えます。5 (ページ32)

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177 紫耀side ページ32

平野先生「嫌？」

A『ううん、…ちょっと驚いただけです』

そうだろうね笑
だって耳真っ赤だよ？

Aが永瀬と同じ班って聞いた瞬間
俺も驚いたよ。

まさか同じ班になるとはね…

平野先生「なんで永瀬と？」

A『え？んー…たまたま？』

平野先生「へー。なんで一緒なわけ」

A『…先生怒ってるの？』

平野先生「怒ってないよ。」

A『おこってるじゃん…』

平野先生「怒ってないよ、ただ…」

嫉妬した。

まぁそんな事言えないけどな。

男が嫉妬とかダサいだろ…

A『ただ…？』

平野先生「…気に食わないだけだよ」

A『…ﾌﾌ…嫉妬してるの？』

平野先生「してねぇよ」

A『してるじゃん。怒ってるし…』

平野先生「ﾌﾌ…怒ってないよ。本当に気に食わないだけ」

A『はは笑先生が嫉妬かぁ、似合わないね笑』

気に食わないのは本当だけど
嫉妬するだろ。

でも
お前のその笑顔みたら
全部吹っ飛んだよ。

後ろで永瀬はずっとお前の事見てるのも
気に食わねぇけどな

平野先生「で？どーすんの？抜け出すの？抜け出さないの？」

A『…いいよ、でも見つかったら…』

平野先生「大丈夫。何があっても俺が守るから」

もう誰にもお前を渡さないよ。

なんの肩書きが何も無くても
俺がお前を守るよ。