自分以外に一番大切な人。3 (ページ6)

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朝ご飯を食べながら
色んなことを考えていた

私はこれでいいのか
なにもはっきりしないまま
廉の所にいていいのか

今の私には何もわからなかった。

A『…逃げちゃダメだよね』

廉「ﾌﾌ…」

海人「え？」

A『…え？』

自分でもびっくりしてしまった。
口に出して言うつもりなかったのに…

廉はわかっているのか
少し微笑みながら
私を見ている

廉「逃げててもなんも解決せんで」

海人「…何の話？」

この人本当に自分のものに
する気あるの？ってぐらい
毎日気持ちが変わる私の味方をしてくれる。

だからちょっと意地悪したくなったんだよね

A『廉さ…』

廉「ん？」

A『私の事本当に好きなの？』

廉「おまっ…！あーほらコーヒーこぼれた」

海人「あーー！廉がこぼした！」

お互いわかってるんだよね
結局は、自分の気持ち次第なんだよ
私が離婚して廉のところに逃げても
廉は必ず私を守り続けてくれる。

A『ﾌﾌ…嘘だよ』

廉「なんやねん…笑」

海人「え？あれ？2人ってそうゆう関係なの？」

廉「ちがうわ笑こいつがおちょくってきただけや」

A『あれ？そうなの？笑』

海人「え！どっち？！」

廉「…やめてくれ笑」

逃げないでちゃんと向き合わなきゃね。

廉の所に来るなら
ちゃんとしないと…