自分以外に一番大切な人。3 (ページ12)

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そんなの、今結論を出すのは
無理な話だよ…

A『…紫耀くんはそれで納得するの？』

紫耀「…お前をもう離さないって決めたんだ」

紫耀くんの手が震えているのがわかった
震えている姿を見て
もう一度チャンスをあげてもいいかなって
気もしてきた。

でも
勝手だよ、
私の気もしらないで
今決めろなんて…

でも逃げちゃダメだよね

廉が
" 逃げたって何も解決しない"
って言ってたから

A『わかった、けど…条件がある』

紫耀「条件…？」

A『…今まで通りにはできない。許せるまで別々の部屋で寝る事。それが条件です』

紫耀「…わかった。ありがとう」

A『…あと、廉にも話さなきゃだから…1日だけ時間ちょうだい』

紫耀「帰ってくる？」

A『…うん。』

廉のことを考えると
すごく胸が苦しくなった

私たちは結局
そうなる運命なのかな

結ばれはしないんだろうな。

そう思うと…

運命って残酷だね。

紫耀「…廉の家まで送るよ」

A『…ありがとう』

紫耀「明日も、迎えに行くから」

A『…うん、』

紫耀「…頑張ろうね」

まず廉に全部話そう

悲しい顔なんて見たくないけど
時分がした事はちゃんとしなくちゃ。

紫耀くんばっかり責めれないよ

私も浮気したもんだよね。

本当にこれでよかったのかな