自分以外に一番大切な人。2 (ページ31)

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廉「俺に話すことは？」

A『…ない笑』

廉「じゃぁなんで帰ってきたん？」

A『…離婚届渡してきたの』

廉は少し嬉しそうな顔して
すぐ我に戻った

廉「いや、喜んだらあかんな…うん、」

A『わざと悲しい振りするのやめてよ…』

廉「わざとじゃないわ、ほんまに悲しいで？」

でも、私も…離婚の報告きいて
少し嬉しかったよ

A『なんか廉の顔みたらお腹すいちゃった』

廉「はは笑なんで俺の顔みてお腹空くねん笑」

廉の顔を見ると
何かが軽くなって
全部吹っ飛んでいっちゃう

廉「…あ！」

A『え？なに？』

廉「今日お前の弟来るんわすれてた」

A『え？海ちゃん？』

あ…そういえば
仲良くなったんだっけ？

廉「忘れてた…うわぁあいつ怒るで…」

A『ﾌﾌ…連絡してあげたら？』

廉「おん。そーする」

そう言って廉は海ちゃんに連絡をして
今から来ることになった。

でも…

A『私…居ていいの？』

廉「居たらいいやん。どこいくねん」

A『…だって海ちゃんくるって、私居たら怪しまれない？』

紫耀くんとのことなんもまだ言ってないし…
海ちゃんになんでここに居るの？
なんて言われたら答えれないよ…

廉「俺と居るん見られんの嫌か？」

A『え！そうじゃないよ…まだ離婚の事話してない…』

廉「ﾌﾌ…俺も、もっと詳しく聞きたいわ」