自分以外に一番大切な人。2 (ページ29)

今日:23 hit、昨日:15 hit、合計:313,751 hit

63 ページ29

紫耀くん…
私もう泣きたくないの

A『…結婚生活、ずっと裏切られてきた。でも何も気づかなかった私も悪いの…だから』

紫耀「嫌だ。」

紫耀くん…お願い
もう紫耀くんの事を考えるだけで辛いの

A『もう私のサインはしてある。』

紫耀「…俺は書かないよ」

A『…紫耀くんお願い』

紫耀「…お前の事愛してるんだよ」

じゃぁなんで…

A『愛してるのに…なんで浮気したの…バレないとでも思ったの？』

紫耀「…思った。俺が甘かった」

甘かったで済まされる話じゃないでしょ、

A『紫耀くん…私をなんだと思ってるの』

紫耀「…え？」

A『不倫してても…許してくれるとでも思った？黙ってて何でもはいはいって聞くとでも思った？…紫耀くんさ…あの女と毎日会社で顔合わせて…私に隠れてコソコソして、何も無かったかのようにここに帰ってきて楽しかったでしょうね』

紫耀「…」

A『あの女と2人で私の事バカにしてたの？…あの女のなにがよかったの…私たちレスでも無かったし、上手くいってたよね？…なのに、なんで？』

紫耀「…理由はない、Aは何も悪くないし…遊び心だった」

遊び心…

A『…なんで私と結婚したの、』

紫耀「…」

私と結婚する前から浮気して

なんか…バカみたい
遊び心だったとか愛してるとか…

昨日紫耀くんのこと裏切った時
紫耀くんに対して罪悪感持ってバカみたい。

A『あの時…廉と結婚すればよかった…』