自分以外に一番大切な人。2 (ページ27)

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61紫耀side ページ27

紫耀「…海人くんもうやめよ。今ならAにも言わないから」

海人「俺は別に構わないよ？知られたらまずいのは紫耀さんでしょ？」

なんでその事を知ってるのか
だいたい検討つく。

エナと仲がいいなら
子供の事を聞いたんだろうな
さすがに会っては無いだろうけど。

海人「黙ってて欲しい？」

紫耀「…うん。」

海人「なら、おねぇちゃんと別れて。」

紫耀「…それは出来ない。それが目的で俺をハメたんじゃないだろ」

海人「…んーそれも目的だったかな、俺…1年前の事知った時おねぇちゃんに話そうか迷った。けど幸せそうなおねぇちゃん見てたら言えなかった。俺さ、その事知った時決めたんだよね。おねぇちゃんが不幸になる前に紫耀さんと別れさせようって。」

たしかに、海人くんが言いたいことはわかる
けど、Aの事は離せない

紫耀「…海人くんお願いだから勝手に突っ走るのだけはやめてね？」

海人「え？紫耀さんが俺の条件のんでくれたら言わないよ？時間あげるからまた連絡して」

そう言って
海人くんはエナと帰って行った。

その事を神に話した
さすがに子供の事は伏せて…

全て話した

神「お前さまだなんか隠してるだろ」

すぐバレたけどね。

神「お前俺にも隠し事か？」

紫耀「いや…そうじゃないよ」

神「じゃぁなんだよ」

紫耀「…いまから話すから…誰にも言わないでほしい」

神「当たり前だろ。」