自分以外に一番大切な人。2 (ページ26)

今日:7 hit、昨日:25 hit、合計:313,760 hit

60 紫耀side ページ26

何が何だかよくわからない。
なんで海人くんが俺と話したいんだよ…

海人「あ！紫耀さん！」

紫耀「お、おう、」

海人「話があって」

紫耀「神から聞いたよ、どうしたの？」

海人くんの口からでた言葉は
想像以上に驚く以上の言葉だった。

海人「紫耀さんの浮気俺がバラしたんだよ」

紫耀「…え？」

海人「紫耀さんを苦しめたくてさ」

何言ってんだこいつ…

紫耀「…海人くん？ちょっとよくわからないんだけど…」

海人「エナちゃんには協力してもらったんだ～まさかあのあと、エナちゃんと続くなんて思ってなかったんだけどね？」

本当に言っている意味がわからない。

さっきから、凄いことをペラペラ喋ってる
けど…本当に何言ってんだこいつ

紫耀「ごめん、一から説明してくれない？」

海人「理由はまだ言えないけど、俺が紫耀さんをハメた」

こいつさっきから
自分の言いたいことだけ言って
重要なこと1つも言わねぇな
しかも、不気味な笑顔見せやがって
何考えてんだよ…

紫耀「ハメてどうすんの？Aをもっと傷つけたいの？」

海人「紫耀さんなんにも分かってないね。1年前の事隠したいみたいだけど、隠したいのは妊娠の事じゃないでしょ？」

紫耀「…何言ってんの？」

海人「エナちゃん、紫耀さんの事好きだからおねぇちゃんに嘘ついたんだよ。本当は…」

紫耀「やめろ。それ以上言うな…」

海人「産んでたんでしょ。」