自分以外に一番大切な人。2 (ページ22)

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A『廉？』

廉「ん？」

A『…』

なんて言えばいいんだろう
私ここに居て迷惑じゃない？
えー…
わかんないよ、

素直に聞こう。

A『廉好きな人いるのに、私ここに居ていいの？』

廉「…え？」

A『え？』

廉「はは笑お前さ、どこまで鈍感なん笑」

A『え…？』

廉「…俺の好きな人今ここにおんで」

ここ？
え？住んでるの？

A『…どの部屋？』

廉「ﾌﾌ…ここ笑」

A『…だから…んっ』

廉にいきなり抱き寄せられてキスされた

A『…え？なに？』

廉「これでも分からんか？」

どうゆうこと？
なんで私いまキスされたの？

A『…わかんない…なんでキスしたの？』

廉「ﾌﾌ…俺は好きな人にしかキスしやん」

え、そう言うこと？

A『…廉、私結婚してるよ、』

廉「知ってる」

A『…こうゆう状況だけど、まだこの先わかんないよ？』

廉「知ってるよ？」

A『…あの、』

廉「離婚してとは言わん。でももし離婚するなら俺は待ってるよ」

A『…廉、』

廉「あの時、ほんまに離さんかったらよかった」

A『…もう終わった事だよ、』

廉「…今からでも遅ないで？お前も離婚したらお互いバツ1になって再婚しても遅ない」

なんだか、少し嬉しかった
廉の口からそう言うこと言われると思ってなかったから…

A『…私、紫耀くんみたいに浮気は嫌。でも離婚も約束できない…今傷ついてるから廉に何されても拒めないし…ちょっとだけ廉に気持ち揺らいでる…』

廉「それも気づいてたよ」

A『…私の気持ち、揺らさないで…』

廉「ﾌﾌ…それは揺らして欲しいってこと？」

A『ちがうよ、本当に揺らさないで…』

廉「約束できひんな…」

そう言って廉はもう一度私にキスをし
ソファーに私を押し倒した

A『んっ…廉ちょっとまって、』