自分以外に一番大切な人。2 (ページ19)

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全然起きないじゃん…

A『廉？』

だめだ。このままじゃ普通に
夕方まで寝るよ…

A『廉～！』

無理やり起こそうと
廉におもいっきりダイブした

廉「うお！…おい…なんやねん…」

A『お腹空いた…』

廉「ん？…ご飯作ったんじゃないん？」

A『…廉が離してくれなかったの』

廉「俺そんなんしてない笑」

A『したんだよ。』

廉「してないって」

A『したんだってば』

"俺は絶対そんなんしてへん！"って
言い張ってるけど…したんだよ。

でも、私には都合がいい言い訳だな…

A『お腹空かないの？』

廉「…空いた」

A『よくそんなに寝れるよね』

廉「ﾌﾌ…最近寝れてへんかったからな」

A『寝てなかったの…？』

廉「おん」

A『…どうして？』

廉「なんでもいいやん笑仕事忙しかってん」

絶対嘘。
だって最近私と居たもん…

A『…ごめんね、まだ寝てていいよ？』

廉「ﾌﾌ…もう目覚めたんやけど笑」

A『…ダメだよ、寝なきゃ…倒れちゃうよ』

廉「お前みたいに我慢してることないから大丈夫や。それより、どっか行く？」

A『ﾌﾌ…今日はゆっくりして明日何処か行きたいなぁ』

廉「じゃぁDVDでもみる？」

A『その前にご飯作るね？』

お昼は過ぎちゃったけど
お腹ぺこぺこだよ…

A『何か食べたいものある？』

廉「カルボナーラ」

A『ﾌﾌ…わかった』