自分以外に一番大切な人。2 (ページ17)

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51 紫耀side ページ17

Aが居ない夜は
寝れなかった

おもわず、メールを送ってしまい
返ってくるのを待ったら

エナの事だった

ちゃんとしろよって事だよな、
分かってるよ分かってるんだけど
Aに対しての罪悪感しかないんだよ、
だから俺罰が当たったんだな

紫耀神、今暇?

ﾋﾟﾛﾝ

神暇じゃないけど暇

紫耀ちょっと付き合って

神ついに、男で寂しさを紛らわすようになったの?

紫耀ちげーよバカ。相談したいことがあるからそっち行く

さすがに、もうエナには会えないしな…
Aに戻ってきて欲しいから
俺もちゃんとしなきゃな

神に連絡して
10分後に家を出て車を走らせた

紫耀「神の家…遠いんだよな」

信号待ちをしていると…
見覚えのあるやつが信号を渡っていた

よく見ると…

紫耀「…え？」

エナとAの弟だった。

仲良さそうに歩いてたけど…
知り合いだったの？
Aは知ってるのかな…

なんて軽い気持ちでスルーした。

目的地について
車を停めて神の家に向かった。

ﾋﾟｰﾝﾎﾟｰﾝ

神「早くない？笑」

紫耀「お前が早くない？押したらすぐでてくるんだな笑」

神「まぁ入れよ」