今日もあなたに伝えます。4 (ページ27)

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A『ねぇ』

廉「ん？」

A『廉じゃなくて…海ちゃん何食べてるの？』

教室に戻って来て
" おかえり～"って神くんと海ちゃんが
迎えてくれたけど…

海ちゃんが、ずっと口をモグモグしてて

神「ふは笑」

A『…ねぇ、ずっと何食べてるの？』

廉「はは笑」

海人「ふふふふ」

A『海ちゃん…』

神「多分飴だろ？」

廉「口になんか入ってたら喋られへんやろ笑」

たしかにそうだけど笑

飴？
うちの学校お菓子持ち込みダメなはずじゃ…

廉「先生に見つかったらお前反省文とか書かされるで」

海人「もう食べたもんっ」

まぁ、海ちゃんが楽しそうならいっか

海ちゃんが"トイレ～"って
御手洗に行った瞬間神くんが
私と廉に深刻な顔で話してきた

神「あのさ…ちょっと話しておきたいことがあって」

廉「なんかあったん？」

神くん、どうしたんだろ…

A『神くん？』

神「あいつさ…最近年上の人と絡んでて…虐められてるっぽいんだよね、」

廉「は？」

A『…どうゆう事？』

ｶﾞﾗｯ

平野先生「髙橋しらないか？」

私たちが話していると
突然先生が入ってきた

神「なんかあったの？」

平野先生「あー…ちょっとな、」

廉「お前らさ、なんかあるんやったらはっきり言えや」

A『ちょっと廉、…』

たしかに、何かある感じだけど…
先生が入ってきて
神くんの話が途切れちゃうし
海ちゃんが虐められてるってどうゆうこと？

平野先生「とにかく、髙橋知らない？」