今日もあなたに伝えます。4 (ページ22)

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私がテレビを見ていると
先生が帰ってきて
隣には廉がいた。

私の顔を見て2人は黙ってしまい
じーっと先生を見つめること5分…

A『…先生』

平野先生「…いや、そうなんだよ、たまたま会ってさ…アイス買ってきたからさ…な？…そんな顔しないで…」

そりゃ、こんな顔にもなるよ
なんで廉がいるの。

廉を連れてきた先生が焦ってるし

廉「ごめん…A」

A『…なんの謝罪？』

先生はアイスだけ私に渡して廉に"頑張って"
と言ってササッと自分の家を出ていった。

自分の家なのに…笑

廉「…お前を疑ってた、佐倉にお前とあいつが会ってるって聞いて…信じてなくてごめん。」

そっか、信じてなかったんだ…
私と先生が会ってたのって
佐倉さんが転校してくる前だから
私に言ってくれれば
嘘ってすぐに分かったはずなのに…

転校してきた日にそんなこと言われて
嘘だと思わなかったのかな…

A『…佐倉さんを信用したんだ、』

廉「…ごめん」

A『…私、信用ないもんね笑』

廉「え、？…いやそうじゃなくて」

A『いいよ、信用出来なくて当たり前だよ…』

私は廉の事
そうゆう風に疑ったことはなかった。

けど、

A『…私、廉を傷つけてばっかだね』

廉「…俺は傷ついてない」

A『疑わせてばっか…信用させてあげれない…』

廉「…Aは悪くない、俺が悪かった…」

廉は私をぎゅっと抱きしめた

廉「だから…そんな顔すんなよ、」

A『…っごめんね…』

廉「俺が悪いねん…ほんまにごめん」

きっと、廉は不安で佐倉さんの
わかりやすい嘘に騙されたんだね、

でもさ…

A『…普通そんな嘘信じないでしょ』

廉「…せやな、笑」

A『小学生でも信じないよ』

廉「怒ってるやん…ごめんって、」

A『本当に分かってんの？』

廉「…はい。ごめんなさい」

今回だけは許すとしようかな…
私も信用して貰えるように努力しよう。