今日もあなたに伝えます。4 (ページ13)

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104 紫耀side ページ13

ｶﾞﾗ

平野先生「お前ら、俺に言われたくてそこにいるのか？笑」

俺が教室に入る度に
こいつらは黒板に絵を書いてる

そういえば、さっき、Aとぶつかった時
泣いてるような気がしたけど…気のせいかな

平野先生「あれ？Aは？」

海斗「お昼ご飯食べたあと、教室に戻ってるかと思ったんだけど…帰ってきてなくて、」

平野先生「神宮寺は知ってる？」

神「俺とも別々だったんだよ」

平野先生「永瀬は？」

廉「…わからん」

なんでお前もしらねぇんだよ
転校生とイチャイチャして
Aを傷つけたんじゃねぇの？

なんだよ、昨日までAAって
言ってたくせに…俺にとられてもしらねぇからな。

平野先生「永瀬らとお昼たべてたんじゃないの？」

廉「…俺は食ってない」

は？

海斗「廉は佐倉さんと食べてたみたいだよ」

神「それでAちゃんどっか行っちゃったとか？」

お前ら…遂に永瀬に
嫌味言うようになったんだな笑

まぁ永瀬にもなにか事情があるみたいだな

廉「…」

平野先生「俺探してくるからお前ら自習な」

永瀬俺の顔も1度も見ないし
なんで2人あんなに仲良くなってんだよ。

平野先生「…髙橋ちょっといい？」

海斗「うんっ」

俺は髙橋を廊下に連れ出して
2人の事を聞いてみた

平野先生「永瀬と佐倉なんであんな仲良いの？」

海斗「…Aちゃんに言わない？」

平野先生「…言わないよ」

海斗「さっき、佐倉さんから聞いたんだけど…昔この学校の近くに住んでいて小さい頃廉と遊んだことあるんだって。廉も最初は気づかなかったみたいなんだけど…なんか幼なじみってやつ？」

ふーん
幼なじみね…

平野先生「永瀬もうAの事はいいの？」

海斗「んー…そう言う訳じゃ無さそう。授業中もチラチラAちゃんを見てたし…気にはかけてるみたいだよ？」

気にかけてるだけじゃ
あいつにはつたわんねぇだろ…

平野先生「ありがとう。もうもどっていいよ。Aさがしてくるね」

海斗「うんっ多分屋上だと思うよ？」

屋上にいて欲しくないな…
あいつは屋上に行く時だいたい泣いてるから。